いつものお雑煮で腹ごしらえをして実家を後にする。
毎度のことながら…というには語弊を感じるほどの雪が降り積もり、北陸自動車道の路面はそれなりにクリアだったものの路の両脇には所々壁のようなものも。
それは途中昼飯で立ち寄った有磯海SAもそうだった。
その雪の量たるや
有磯海 分け入る右は 雪の山
である。
元々の句は「早稲の香や 分け入る右は 有磯海」であるが、余りの雪の多さに芭蕉の句碑も解説板共々埋もれてしまっている。
かの「奥の細道」にて松尾芭蕉は新潟から西へ向かって稲穂の中を抜けていったが、こちらはこれから親不知を越える。
お節には 飽きていないが カレー喰い
白海老コロッケのカレーで腹ごしらえをして、この先に控えているであろう信越国境の壁に挑む。万が一に備え、高岡大仏コロッケもスタンバイ。
準備を整えたところで、再度出発。ラジオや電光掲示などで途中の道路状況に気をつけつつ、少しゆっくりめに東へ向かう。
さすがに海に近い名立谷浜はそんなに雪はなかったものの
妙高SAは往路同様の雪の山となっていた。吹雪の類は一通りおさまっているはずなのだが、青空となってもそう短期間に溶けるわけないか。
青空に 容易ならざる 雪の山
・・・か。
冬のこの方面はやっぱり一筋縄ではいかない。
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