「実況中継」カテゴリーアーカイブ

Prince…?

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予定通りの帝王切開で、息子が現れた。
娘の時と同様、手術室の中から保育器に収められて運ばれてきた。

予め計画されたの帝王切開のため、陣痛はない。
そのため、息子の肺には羊水が溜まっているとのことだが、これは想定通り。
肺呼吸の羊水→空気への切替は不完全のため、生まれて早々息子の息は荒い。保育器の中には濃いめの酸素が必要だが、これも想定通り。
息子は陣痛なしでいきなり世間様に出てきたため口から栄養を取る機能もまだ作動しておらず、早速点滴に繋がれている。これまた想定通り。
担当医師からの説明の後、息子の入った箱は小児科病棟へと運ばれていった。そのまま暫く専用の治療室行き、となる。行き先は一般病棟と集中治療室の中間のような部屋らしい。

程なく、嫁も血栓防止などの事後処置や血圧等の定期計測の準備を施されて運ばれてきた。この辺も娘の出産の時と同じであり、こちらも想定通りの状態に収まっていた。
平たく言えば、この時点では母子共に存命。多少痛々しいが、今は生きているだけで十分すぎる。

嫁の入院以来約半年に渡り核のボタンともいえる「物騒な代物」を預けられッ放しとなっていたが、幸いにして今日の今日まで行使する機会が訪れることはなかった。

これでようやく「物騒な代物」を返上できる…長かった。

Anteroom

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嫁が手術室に入った。
ここから先は手術室の扉の向こうで全てが完結するため、ひたすら待つのみ。予定が組まれた手術とはいえ、待ち時間はそれなりに長い。

…この時間で出来ることが若干あった。
少々気が早いような気もするが「この後」に向けて仕込みができる。
嫁から預かったものも含め、スマホやカメラの準備に、関係者への連絡メールの下書きなどなど。性別は既に分かっているのであとはグラム数を入れるだけにしておいた。ケータイが使えるスペースが限られた病院内にあって、珍しくこの病院はメールがほぼ全館でOKとなっているのはありがたい。

が、こういった準備はあっという間に終わってしまった。再びそこそこ長い待ち時間に戻る。

コーヒーでも飲んで、考えよう。

Wish a safe delivery

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嫁の出産予定日を翌日に控え、お子様用品を車に積み込み西へゆく。

途中立ち寄った諏訪湖畔にて、栄養補給と願掛けを兼ねてお昼は馬刺しの定食とする。
果たして明日のお産はうまくいくか。
はたまた娘の時同様に難産となるか…ある意味既に難産かもしれない。今年の夏の時点で。

Rice-consuming

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宅配にてひとめぼれのてんこもりがやってきた。

この米、エコポイントのなれのはてとして半年遅れでやってきた代物だ。自宅への内窓取付で発生したエコポイントの消化と称して約半年前に宮城の米30kgを申し込んだはよいが引く手数多により新米シーズンになってからようやく届いた…嫁も娘もいない居宅にこの量は多すぎる。
早速朝飯等のおにぎりの冷凍ストックを始めたはよいが、消費ペースの加速にはまだまだもう一押しが必要。

冬場にかこつけて晩飯にもおにぎりを持っていくか…?
通勤時の取り扱いに注意しつつ半解凍状態で持っていけば、仕事の場の冷蔵庫で夕方あたりにはレンジ加熱に丁度よい所まで戻るようだ。前もって残業が見込める時にはこの手でいけるかもしれない。

…が、量が多すぎる。嫁がお産の里帰りから帰ってくる頃にも、それなりの量が残っていることはほぼ確定。富山の実家へ持っていって、長期保存しやすい「冬眠パック」に加工してもらうのもありか。

Curry powder

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多忙時の食糧として、半年ほど前にフリーズドライのインスタントカレールーを入手した。なんでも、適用のお湯で練ってごはんにかけるだけの簡単なカレールーらしい…が、休日にまとめて仕込んで冷凍保存していたカレーなどで食卓がそこそこ回っていたため、このカレーはなかなか出番を見ることなく今日に至る。
このままでは食料庫の中で化石となりかねないので、休日の仕込みカレーに加えてみることにした。

…が、後学のために件のカレーもお手本通りの手順で練って試食してみる。

非常に辛い。
文字通りのドライカレー。こういった即席カレーの需要家好みの味付けだったようだ。

ということでこのカレーは大鍋の中へ移動。大鍋カレーの方は毎度のことながら食材から出る味が甘い方に作用するので、これと合体させると丁度良さそうだ。

The day of interview

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この日は娘の幼稚園の面接試験の日。出産予定日からして夏の入院があってもなくてもこの面接日付近に嫁は入院となることがほぼ確定していたため、当初の予定通りに嫁の実家の爺婆の応援を仰いで面接に臨む。

…とはいっても、面接の中身は存外に簡素で、親には普段の様子のヒアリング、娘は別室で集団生活になじめるか簡単なチェックを行うのみ。…というのも、4月から週一でプレ幼稚園のようなものに通っており、そこでじっくりと「面接」済みだからである。嫁からはプレ幼稚園の開始時点でほぼ合格は確定という話を聞いているのであまり意気込む必要はなかったのだが、そこは面接故か妙な落ち着きの悪さを感じる。特に意識しなくても、意気込んでしまうらしい。

会場最寄りの駅で爺婆&娘と合流することになっている。かぼちゃスープで一息入れるとしよう。

面接は無事終了。ひとまず合格となった。
予定通りの杞憂だったらしい。

Noisemaker…?

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昼休み 鈴で誘うは にしこくん

ひょんなことから水曜日が休日…毎度のことながら、残業が溜まりすぎて代休を取らざるを得なくなるという、ある意味ありがたくないお休みである。
が、休日は休日。せっかくなのでと各地に出向いて所用を片づけることにした。

その途中で西国分寺に立ち寄り、ケータイ取り付け用の「にしこくん」の鈴を購入。
仕事用、自家用でケータイを何台か取り扱っており、そのうちいくらかは手元に常備しているものの…いかんせんどちらも2台持ちなので他との識別がつけにくくなることがある。対策として少々派手目な識別マークをつけておくようにしている。これならそれなりに目立ちかつそれなりに識別も付けやすい。お子様の泣き声にも負けることはあるまい。

…嫁の出産予定日まであと少し。こういう骨休めができるのもあと少し。

Miniature…?

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翌日の幼稚園の面接のため、久々に嫁の実家に疎開していた娘が爺婆共々やってきた。

晩飯と事前の打ち合わせも兼ねて宿の近くの回転寿司に向かうと、娘は爺婆と一緒に好物の寿司が食べられるとあって、興奮気味。調子付いて山葵入りのオトナの寿司にまで手を伸ばすものだから、案の定自爆だ。お転婆娘のお約束かもしれない。

その一方で愛嬌の振りまきっぷりは相変わらずだったのか、店の方が爪の先サイズの超小型の寿司を「握って」盛り合わせに仕立ててくれた。材料は店で出している寿司と同じ。

こんな寿司は絶対に回ってこない。なかなか味なことをやってくれる。

Transmissive…?

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結婚式の宴席で出された、かなり透き通ったコンソメスープ。仕込みに3日かけたこのホテルの自信の一品との触れ込み。よく煮込まれているのか、牛すじにも似た香りがする。味や色はともかく、時間をかけなければこんな香りは出ない。

しかしこのスープ、どうやって作ったのやら。単にアクをとったり布等で濾したり以外にも、暫く寝かせて上澄みをとったりなどしているのだろうか…企業秘密が隠れているのだろうか…と気になりつつも数日が経過。

その手がかりは思いも寄らないところから登場した。
録り溜めていた「きょうの料理」を見ていたところ、件のスープそのものの作り方が放送されていたのだ。

作り方はおおよそ以下の内容で紹介されているが、やたらと手間暇がかかる。本格的なところだと途中の固形スープも香味野菜等を長時間煮込んだものを使うのだとか。

  1. 挽肉を練り
  2. 刻んだにんじん、セロリ、たまねぎ等を加えて練り
  3. 卵白を加えて更に練り
  4. 水を加えて更に練り
  5. お湯と固形スープを加えて混ぜ
  6. 混ぜながら強火にかけてスープが出るまで混ぜ
  7. 更に小一時間煮て
  8. 布でスープを濾し取り
  9. 表面の油をキッチンペーパーで取り除き
  10. 塩で味を調える

こんな手間暇、なかなか一般家庭では確保が難しい。しかし趣味の日曜料理としてなら不可能でもなさそうなので、早速「きょうの料理」のテキストを買いに行ったのは言うまでも無い。

Trump card…?

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ひょんな事から仕事の帰りが中央快速線の終電以降となることが確定してしまった。

こんな時に自宅まで通しでタクシーを使うと深夜割り増し料金<コミコミでとんでもない金額となってしまう…ということで少々思い当たる節を検索。これまで幸か不幸か一度も出番がなかったが、数年前の記憶では新宿から府中方面に数本深夜高速バスが出ていた…と検索してみた結果、そのバスは今も健在。 あとはそのバス停まで移動…ということで都心をタクシーで移動したが、その途中皇居のお堀端で別の深夜バスらしきものが走っているのを見かける。都心から郊外方向へ出るものはよく見かけるが、都心をぶち抜く深夜バスは珍しい。これはそれなりに使えそうだ。 … ひとまず新宿でタクシーを降り、府中方面行きのバスに乗る。これに乗れば現住所からはそこそこ距離があるが、旧住所の最寄り駅付近までは行ける。 バスが無事動き出したところで、再検索開始。さきの都心をぶち抜くバスはどこからどこへ…と調べてみると、銀座から新宿を経由するバスだったようだ。しかも今回乗っているバスとそれなりの余裕をもって乗り継ぎができる…もう少しタクシー代を浮かせることができたようだ。 とはいえ、あまりお世話になりたくない深夜バス。乗り心地がどうのこうのとか、酔っ払いが多いとか、という話では全くなく、単に帰りが丑三つ時になるから。 バスを降りた後、途中で寄った国立駅は、構内の通り抜け通路が閉鎖の時間帯となっており、高架化工事の仕上げらしき作業が行われていた。火花が飛び散る等、結構派手。 …さて、ここから自宅へは…タクシーしかないか。