翌日の幼稚園の面接のため、久々に嫁の実家に疎開していた娘が爺婆共々やってきた。
晩飯と事前の打ち合わせも兼ねて宿の近くの回転寿司に向かうと、娘は爺婆と一緒に好物の寿司が食べられるとあって、興奮気味。調子付いて山葵入りのオトナの寿司にまで手を伸ばすものだから、案の定自爆だ。お転婆娘のお約束かもしれない。
その一方で愛嬌の振りまきっぷりは相変わらずだったのか、店の方が爪の先サイズの超小型の寿司を「握って」盛り合わせに仕立ててくれた。材料は店で出している寿司と同じ。
こんな寿司は絶対に回ってこない。なかなか味なことをやってくれる。