明くる朝の朝食バイキング。広島名物「がんす」が並んでいたことをよいことに再び堪能する。
宿の朝食での恒例に従い和食を中心に少しづつ取り集め、朝がゆと味噌汁をつける。お粥のダシの入り加減がなかなか。自宅でもこういうのをパッと仕立てられるようになれば上出来だが、白だしも常備しておくべきか。
ちょっとした晩酌と思いきや思いもよらぬ歓迎により店を出る時点で既に日付が変わっていた。この地では結構飲み明かす文化があるのか、その時間帯になってもお客がはける気配がなく、営業時間も丑三つ時までになっている。
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宿に着いたところでBS910を入れて明日の空の様子を確かめ、ひと風呂浴びる。
その間に宿に備え付けられていたマルチの充電タップで手元のiPhoneとバッテリーを充電してみたが、好き嫌いが激しいのかiPhoneは充電を拒否。ややこしい。持ってきた充電キットにつなぎ替えて床に就く。
翌朝の現場は宿のすぐ近くということもあり、朝は少しゆっくりできるのが幸い。
広島に到着するなり顔合わせで一杯となる。
そこでお目にかかったのが「がんす」&「うどん入りお好み焼き」。
「がんす」は、漁師めしから広まったすり身のフライ。お好み焼きに入ったうどんは、人によっては焼きそばと適宜ブレンドして楽しむこともあるとか。
どちらもこの土地ではごく普通のようだが、随分と新鮮な組み合わせに映った。この一品、覚えておこう。
存外にさっぱりとした口当たりが気に入った。酒が進む進む・・・
・・・気がつけば日付が変わっている。
前日西日本一帯は雪に見舞われたものの、予報通り広島方面への空路は運行に支障なし。
昼の仕事を終えたその足で広島行きに搭乗し、コンソメスープ飲み飲み長崎の御馳走と気圧の変化を眺めながらしばしの休息。
料理の記事で少々お腹いっぱいになったところで座席のパンフにあった案内が気になり、機内のWi-Fiを試してみた。737でもこんなサービスが利用できるということ自体に驚いたのはさておき、衛星回線を使うとの触れ込みのWi-Fiの使い勝手はいかほどのものやら、と手元のスマホを取り出す。
天気予報を見る分には全く不自由を感じなかったが、外へ抜けるにはお約束通り有料。ビデオをはじめ予め用意されたコンテンツを見るぶんには料金がかからないところを見ると、ひょっとすると機内にFirewallのようなものが用意されていて、その内側に天気やビデオなど、機内向けの無料コンテンツを配信するサーバーが用意されているのかもしれない。
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そうしているうちに乗っていた機体は着陸態勢に入り広島に降り立った。耐寒装備を整えてはいったものの、雪は広島空港周辺にうっすらと積もっていた位で、市内に雪は見られずじまい。結局の所新幹線に若干の遅れが出ていた程度であり、広島周辺での雪の影響は比較的軽かった様子。
日付が変わって今夜の行き先でもある広島方面の天候がやっぱり気になってテレビを付けてみたものの、テレビからの音声の「こうくう」のアクセントに妙な違和感をおぼえ、久しぶりに引っ張り出すアクセント辞典。
感覚が確かだった、ということは確認できたものの、ここまでやってしまうのは職業病のようなものかもしれない。
予報通りの天候回復が見えてきたところで、そろそろ床に就かねば。
先日投入した5ポートUSB充電器が活躍中。
先日の帰省の際に持っていった充電器がたこ足かつパワー不足気味であったことに懲りて購入したものだが、昨今は充電機能も進化が著しいのか、少し前までの充電器でお約束のように表示されていた「1A出力」「2.1A出力」の区別がいらなくなっていた。
なんでも、このあたりは安全性にも配慮しつつ接続先の機器に応じた最大限の出力となるような制御が働くようになっているとかで、半年ほど前に購入した大容量のバッテリーも比較的短時間で充電完了となるようになっている。なんとも恐れ入った。
今回の出張では置いていくが、この充電器はお出かけの際の強力な助っ人となるに違いない。
明日のお空はどんな空?
翌日は仕事の帰りに広島方面へ出張となる・・・が、折も折、西日本を中心に雪である。
どうやら天候は当日の空路の運行には支障はしないようだが、装備を普通の靴と小型の折り畳み傘にするか、はたまた雪に備えてブーツとゴツめの折り畳み傘でいくかは、ウルトラまんとバルタンまんを食べ比べつつ出先の天候とにらめっこである。
雪への備えはあるが、移動の荷物は軽くしておきたい。
本棚入替作業。
お子様の本が増えてきたのと、結構埃が溜まりやすくなっていたのとで本棚代わりに使っていたスチールラックの位置に別の部屋の本棚との場所入れ替えを敢行。
相応に中身の移転も伴い、気がつけば昼飯時。昼ビールの休憩とお買い物を挟みつつ入替作業終了は晩飯後のこと。イチゴがしみる。
しかし、これで本棚の中や周辺の埃対策は楽になるに違いない。まめなお掃除が大切であることには変わりは無いが。
嫁の十八番、納豆炒飯。 卵と混ぜた納豆をネギと共に炒めるだけだが、この一品は嫁が作るとやたらとうまい。 火加減などなど、普通の炒飯とは違うのかも。
昨年末に調達しておいた善哉の素に、帰省の際に実家からもらってきた豆餅を合わせてみる。
餅に入ったかすかな塩気が餡の甘味をかなり引き出した様子で、お茶があると丁度よさげな後味となった。
もうひとパックあるので、次は緑茶を用意しておこう。
主に綴るは、食う、練る、遊ぶ。時折親馬鹿。Lolipopはこの輩の道楽にどこまで耐えられる?