実家で呆けてばかりの正月というのもつまらない。
せっかくの機会ということもあり、富山の環水公園へ行ってみることにした。
電車で揺られること小一時間で富山駅前に到着。地下道を抜けて北口に出ると、何かとかましてくれる富山ライトレールが、鉄道むすめと組んでMoe電車を走らせていた。
実家で呆けてばかりの正月というのもつまらない。
せっかくの機会ということもあり、富山の環水公園へ行ってみることにした。
電車で揺られること小一時間で富山駅前に到着。地下道を抜けて北口に出ると、何かとかましてくれる富山ライトレールが、鉄道むすめと組んでMoe電車を走らせていた。
この存在を知らなかったといえばそれまでだが富山駅の地下通路、北口の広場にからくり時計が立っていた。
富山の春の風物詩、チンドンコンクールを模した人形が登場しており、9時、12時、15時、18時にパフォーマンスを開始する。狙ってはいなかったが丁度15時の開演の時間だったようなので帰りに寄って見てきた。目立つこと間違いないこのパフォーマンス。欲を言えば土日祝日や観光シーズンは毎正時にも御登場願いたいくらいだ。
そういえば、これまでチンドンコンクールに参戦する皆様の中にも、少なからず「はくたか」を利用する方々がいたことはきっちり覚えている。
北陸新幹線の開業でこの流れに変化が訪れるか・・・は蓋を開けてみないとわからない。
昔、チンドンコンクール最終日と農作業からの帰りが重なったことがあったが、当時の在来線はくたかの車中は匂いでそれとわかるチンドン屋ご一行様が全力を出し切ってお休み中・・・であった。
お出かけ帰りに、最早富山駅名物ともいえる市電の電停を見に行く。
さながら車輌博覧会ともいえる構内にあって耳目を集めるのは、最新鋭のサントラムT100形とモノトーンの9000形のようだが、今も市電の主力は昔懐かしい唸りと共に走る7000形であることには変わりない。
加速、走行中を通して常に発せられるあの音は、子供の頃から耳に残っている。
さて、このあたりの車両だが、何かしらの改造が加えられたのか、富山駅構内の歩道を突っ切る際には、その風体に似つかわしくない、妙に軽快な音楽を鳴らすようになっていた。何かの童謡だったような気がするが曲までは不明。
しかし、これまで無骨なサウンドをたてて走ってきた車両から軽快な童謡が聞こえる様というのが、何とも言えないギャップの大きさである。