この後はガレージ焼肉のスタート。行楽シーズンのお供の定番といえば、おにぎり…ということで今年も3種類に握り分けたおにぎりを仕込む。
- 三角は、焼きおにぎり用に固めに握ったもの
- 俵は、肉巻きおにぎり用
- 丸は、お子様用のミニサイズ
今回はお肉を楽しむべく、どれも特にこれといった具を入れていない。
この中に四角を入れるとしたら…やっぱり沖縄流にSPAMを仕込むことになるのだろうか。
自宅のヌシとなりつつあった大量のデコポンを一挙に消化すべく、加工開始。
まず、皮を一気にむくが、このときに出た皮だけで生ゴミ処理機が一杯になってしまった。さすがにマーマレードに加工するには多すぎるし、ワックス対策なんてやってられない位の量だ。
皮をむいた大量のデコポンは、一晩冷蔵庫で冷やしたのち翌朝から一気にジューサーにかける。
搾りかすを再びジューサーにかけるなどした結果、リッター級のジュースの出来上がり。果たして飲み切れるか?
そして絞りかすも絞るだけ絞ったもののこれまた生ゴミ処理機を埋めてしまった。
生ゴミ処理機から香ばしい柑橘系の香りが漂ってくるのは、果たして良かったのか良くないのやら。
ピンからキリまでとはよく言うが、カレーの仕込み一つとってもそれはよく当てはまるかもしれない。
朝飯もそこそこに調理開始。
手始めに豚肉、多めの玉ねぎを炒め、人参共々圧力鍋に放り込む。
軽く加圧した後は圧力が抜けるまで放置。その間にお片づけ。
圧力鍋の加圧が抜けたところで保温鍋にごっそり移し替え。
ジャガイモとリンゴペーストとルーを加えて一煮立ちさせ、あとは夕方まで保温鍋にて放置。手間をかけているのか、はたまた逆に抜いている方にはいるのかは謎。
そうして朝に仕込みを始めたカレーは夕方まで保温鍋の中で寝かせた状態で出来上がりを迎える。
ただでさえ元々のルーが甘口のところへ、リンゴペーストと通常の倍の玉ねぎにより親子で食べられる位ながらも超甘口の出来。
辛さが足りないオトナは別途スパイス追加にて対応となるが、こういった所では具が出来上がった所で鍋を二手に分け、それぞれ大人用と子ども用で別のルーを入れるという作り方をするという話もよく聞く。
自衛艦の数だけカレーがあるのと同様、家カレーの作り方にあっても王道も横道もへったくれもないか。
ひょんなことから実家から送られてきたステーキ肉。
そのままステーキにしても柔らかく美味しいのだが、それでもお子様には噛みきれない位の厚みはある。
どうしてくれようかと5秒程考えた結果・・・
大きめに切って軽く焼き目をつけ、飴色玉ねぎと一緒に圧力鍋で加熱し、更に保温鍋に移し替えてもう一煮立ち。
程よく煮込んでデミソースを加え、ビーフシチューの出来上がり。これなら娘も余裕で食べられる。
おかずとしても一杯やるのも程良くまとまり、肉のエキスを含めて無駄なく食べられたような気もするが、濃厚な脂が鍋一杯。
ステーキにするのとどちらがよかったのかは謎。
今回のお肉にはスジに相当する部分がなかったこともあり、オリオンの「いちばん桜」をお供に全量無事に消化完了。
そろそろ正月の食べ疲れも癒えた・・・のかは定かでないが、久しぶりに食欲が頭をもたげたらしく買い物ついでにアフタヌーンティーと洒落込む。
何度か入ったことはあったものの、本格的なクリームティーのセットは初めて。本場の本格的な嗜み方らしいのだが、紅茶ストレート単品の慣れとは恐ろしい物で結構ボリューミーな感じがした。
そこへきて娘が食べきれるはずもない量のパフェを食べたいとお約束通りに騒ぐ。その約半分が加われば、最早晩飯はいらない。
晩飯のボリュームが調理時間ごと軽くなりそうな勢いだったため、浮いた時間で実家でおなじみのお雑煮のつゆを仕込む。
この時期、実家からの餅が冷凍庫のヌシとなる。時間をかけて、ゆっくりと消化していけばよい。
だが、それは明日以降で。