こんな料理を一度作ってみたかった、という品を作る機会がようくやってきた。
スーパーの店先で売られていた、頭とわたを抜いた秋刀魚を4尾買い求めてきた。下処理済なのはありがたい。
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Divert
Stand in a circle
Snowberg
いつものお雑煮で腹ごしらえをして実家を後にする。
毎度のことながら…というには語弊を感じるほどの雪が降り積もり、北陸自動車道の路面はそれなりにクリアだったものの路の両脇には所々壁のようなものも。
それは途中昼飯で立ち寄った有磯海SAもそうだった。
Tap a reserve
頃合いをみてボチボチと進めていた食料庫のお掃除もいよいよ大詰め。
夏から持ち越しとなっていた素麺の箱の中身が、今回のまとめ茹でにてようやくはけた。所要期間は約半年。随分と長かった。
この他にも賞味期限の迫った食材がそこそこある。
日常食材はもちろんだが、この防災用RITZ缶もその1つ。買ったのは5年前で、丁度1.17が近づいていたのと、当時の住居の近くに防災倉庫があり、年に一度の備蓄品放出会をやっていたのが購入のきっかけだったろうか。
一人で食べるには随分な量が入っており中身の消化には少々苦労しそうだが、これに限っては無事に賞味期限切れを迎えることができなによりである。
…しかし代替品がなかなか売っていない。喉元過ぎれば熱さ忘れる、となっていないか?
Time difference system…?
嫁も娘もいないおひとりさま状態ではあるが、ヨーグルトの仕込みにかかる。今回は新しい種菌を入れ、牛乳1リットルをヨーグルトメーカといつもの発酵容器のダブルで仕込む。こうすることですぐに食べる分と後で食べる分が時間差で出来上がる、という目論見。
現住所に引っ越してきて以来、室温は内窓の効果もあってか暖房なしでもおおよそ15度くらいには維持されるようになっているため、いつもの容器でも3日ほどじっくりかければ冬場でもそれなりに発酵が進むようになったようだ。時間差で出来上がるとはいえ1リッター分は一人暮らしには少々多いような気もするが、余りが出ても加工品を作ったり等の知見も得られているので、あまり用途に悩む必要もなさそうだ。
嫁入りと同時にやってきたということもあり、このヨーグルトには妙な愛着が続いている。
Curry powder
多忙時の食糧として、半年ほど前にフリーズドライのインスタントカレールーを入手した。なんでも、適用のお湯で練ってごはんにかけるだけの簡単なカレールーらしい…が、休日にまとめて仕込んで冷凍保存していたカレーなどで食卓がそこそこ回っていたため、このカレーはなかなか出番を見ることなく今日に至る。
このままでは食料庫の中で化石となりかねないので、休日の仕込みカレーに加えてみることにした。
…が、後学のために件のカレーもお手本通りの手順で練って試食してみる。
…
非常に辛い。
文字通りのドライカレー。こういった即席カレーの需要家好みの味付けだったようだ。
ということでこのカレーは大鍋の中へ移動。大鍋カレーの方は毎度のことながら食材から出る味が甘い方に作用するので、これと合体させると丁度良さそうだ。
Recycled
独身のキッチンは半ば実験台のようなものだ。
今回は食料庫の残り物の味付け海苔と板海苔を適度に刻んで鰹節と混ぜ、これまた食料庫の主となっていた砂糖および醤油で煮溶かして佃煮もどきに仕立ててみる。
湿気った海苔の再生方法は電子レンジや弱火炙り等多々紹介されているが、板状態では用途は意外と限られている。おにぎりに仕立てるのもよいが、よく乾いた海苔を使いたい…ということもありなかなか日の目を見ない。が、これなら乾燥状態を保つ必要はない上に弁当箱の隅に適量埋め込んでおけば、ものの数日で消化完了である。
はなから佃煮を買ってくればよい、という声もあるが、板海苔は信州の冠婚葬祭でよく引き合いに出されることも手伝い、選択の余地はあまりない。
Mash(cont.)
冷蔵庫野菜室の主となりつつあったじゃがいもを一気に茹でる。後々の使い回しが利くよう、味付けは塩胡椒にしたマッシュポテトに仕立てた。これで3種類あった馬鈴薯は全て加工済みとなり、ナマモノも無事消化完了。反動で冷凍庫が満室となったが、ひとまず保存期間の大幅な引き延ばしは完了。
…あとはこれらをどうやって消化するかだ。1ヶ月単位で買い物が不要となるのはよいが、やり繰りが厄介。さすがにマッシュポテトは平日の弁当にそのまま持っていくのは厳しい。