忘れた頃にやってくる、北海道限定ハスカップ味の「いろはす」。
この夏の旭山動物園詣でのお土産である。
今度こそは、どん兵衛(H)を手に入れた上で、EとWも交えた3種食べ比べをやっておきたい。
その気になれば、北海道のアンテナショップあたりで普通に買えるかもしれないが、食べ比べをやる、ということ自体を忘れてしまっては元も子もない。
ムスコと娘の分の達磨に目入れ。
達磨様は先日某所で買って来たモノで、ピンクの方は娘のセレクト。
いつからそうなっていたのかは定かでないが、初詣の際には「家内安全」が念頭に来るようになっている。
日頃から言行一致となっていればよいのだが、実際にそうなっているかは何年かあとからじわりじわりとボディーブローの如く効いてくるに違いない。
そうして達磨は部屋の一角から娘とムスコの一年を見守り始める。
八王子からの帰り道。駅構内にハイブリッド機関車が停まっていた。エンジン音はとくにしていないがハイブリッド故にお休み中なのか単なる停車なのかが分かりづらいのはご愛敬。
近くの東芝府中で作っていることを含めてかねがね噂だけは聞いていたが、お目に掛かったのは初めて。
ハイブリッド車といえば、トヨタの車と、信州の列車(小海線と姨捨だったか)くらいしかお目に掛かることはなかったが、こんなところにもハイブリッドの波は着々ときているようだ。
線路の上から純然たるディーゼル車が消えるのも時間の問題かもしれないが、それがハイブリッド化によるもの以外に線路ごと廃止という選択肢もありえそうなご時世というから悩ましい。
初詣兼達磨の買い出しで出向いた八王子でお昼を探していたら、沖縄そばが目に止まった。なんという偶然。オーダーしたのは言うまでもない。
暫くして一品が到着。頻繁にと言うほどではないが十分に馴染みのあるこの沖縄そばも、蕎麦好きとはいえ娘にとっては初めてみる品である。興味深くもあり少々恐ろしそうに横から見ていた。
沖縄そばはコーレグースさえ入れなければお子様も十分食べられるので、試しにと食べさせてみた。初挑戦ながら、娘のツボにもキッチリハマったようだ。
曰く、次回見かけたら1杯丸々自分で食べるのだとか。本当だろうか。
ここまでやるかと思いつつも、毎年気になる味噌汁缶が自販機に登場していた。
妙な懐かしさを感じて手にとってみたはよいが、開けてその香りがするまで中身の味付けが「東の流儀」・・・すなわち鰹ダシや比較的塩気の多い味噌がベースになっていることをすっかり忘れていた。
塩気を中心にかなり濃厚…。
倍ぐらいに薄めて丁度良さそうな感覚は、あのとき以来か。
かねてより入れておきたかった5GHz WiFiを投入。ADSLの廃止が近いこともあり、後々の利用も考えて出張にも使える小形のものを投入。5GHz対応のものが存外に少なく、探すのには少々骨が折れたが。
5GHz導入の目的は電子レンジ干渉対策であるが、周囲のWiFiで5GHzを使っているところがそれほどないのか、周囲の干渉軽減の副次的な効果もあってか送信の速度がADSL回線にしてはやたらと速くなった。
恐るべし。
帰京日。湖岸が凍り出して御神渡りに期待ができそうな諏訪湖とぼんやりと浮かんできた富士山を見つつ中央道を行く。
事前の情報収集と仕事場の休みの調節を駆使して渋滞のピークを避けただけあり、道路は快調そのもの、のはずが・・・
途中笹子トンネルで車線規制にかかる。
ぱっと見単独の脱輪のようだが、前日ならば間違いなく渋滞となっていた。
何もなければその先の小仏と同様にスイスイ通過、である。
ほうとうのカルボナーラアレンジを食べたら、甥っ子にもらった風邪の様子を見ねば。家族全員・・・
国立府中インターを降りるなり、自宅をスキップしてお子様のかかりつけ医に直行である。
ともあれ無事帰京。
お子様たちを医者にかけた後、夫婦それぞれこれまたかかりつけ医にかかる。
笑う他にないくらいタイミングが揃った風邪だった。
甥っ子の風邪はしぶといが、ハンドルを握らなくて済むという開放感があるだけ多少気が楽。
信州土産の山賊焼きで精をつけ、オラホビール(アンバーエール)で一息つく。
こんなときには適度な栄養と適度な休息。遠慮無く百薬の長のお世話になるとしよう。
松本市内某所にて踏切が開くのを待っていると、「松電」の先頭にMOEな看板が掲げられていた。いつからそうなったのかは定かでない。
松電はじめアルピコグループの経営状態があまり芳しく ないという話が風の便りで飛んで来ることはあったが、この一連のMOEなグッズが県内の土産物コーナーやデパートそこかしこで売り出されているところをみると、体力回復には十分な効果があったのやらなかったのやらその騒動は収まっていた様子。
もしくはそれを狙って売り出し中なのだろうか。
そういったグッズの主な購買層がどこから費用を捻出しているのかも含めて興味深い一幕。
帰省復路の道すがら、有磯海SAの売店でW7系新幹線のオモチャを購入。
北陸新幹線の開業1年前かつ試運転が開始されていることもあり、このSAに限らず富山県内各地は新幹線祭りである。
さて、取り合い回避も兼ねてこのオモチャを2輌買ったはよいが、嫁の実家においてどんな取引があったかは定かでないが、いつのまにやら娘から義父に1輌有償譲渡契約が成立していた。
・・・東京に帰ったら取り合いになるに違いない。何らかの形で車輌の増備を考えねば。
名立で運転を代わってからは、お子様の熟睡に乗じて豊科までノンストップで一気に信越国境と姨捨山を駆け上がる。雪道は毎度自分の出番。
日暮れ前には目的地に到着できたが、そこは冬至からさほど遠くない時期。安曇のお山に月が出る様がくっきりとわかる位になっていた。
主に綴るは、食う、練る、遊ぶ。時折親馬鹿。Lolipopはこの輩の道楽にどこまで耐えられる?