娘が周囲のいろいろなものに手を伸ばし始めた。PCのLANケーブルとて例外ではない。
LANケーブルは居間の窓辺に設置されたPCから壁沿いにお勝手近くのADSLモデムにまで伸びている。それ自体が原色に近い色なのと部屋が白い壁に畳敷きといった色調なのとで、LANケーブルは目立つことこの上なし。先日は嫁のケータイ充電器を引っ張って、コントよろしく自分の頭上にケータイを落とす離れ業もやってのけた。これをノートパソコンでやられてはひとたまりもない。

幸い今使っているPCには無線LANアダプタが組み込まれているので、親機が準備できればそれで済む。急遽、先日の買い物ついでに電器屋にも寄り、無線LAN親機を購入。
自宅のADSLモデムには特定機種の無線LANカードを装填するだけで無線LAN親機をでっち上げられるようになっており、余計な配線の心配をせずに済む。
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購入し、暇を見て設定開始…してみたがよいが、親機～子機の間のPingは通っているがどうしたものやら…ということでサポートセンターに電話をかけてみたところ、PCの設定やADSLモデムに拡張カードなどを１時間かけてあちこちリセットしていった末にようやくデータは通るようになった。
が、無線LAN区間の暗号化はデフォルト設定のWEPのまま。予め電波の出力を最小限に絞ってはあるものの、これでは暗号化も無いに等しい状態のため通りすがりに盗み見することも容易い。電話の向こうからは必死感の伝わってくる応対だったが、いまひとつ、である。機器の初期設定の問題かもしれないが。
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データがひとまず通ったところでサポートセンターの出番は終了したが、まだ調べていかなかったところが若干残っているのではと踏んで探してみたところ、PCの無線LANアダプタのドライバの更新日付がやたらと古くなっていた。早速製造元の英文サイトを検索したところ最新版のドライバは容易に手に入り、そこそこの暗号化設定を入れてもなんら支障なく動くところまでもっていけたが、これまでのWindows updateに件のドライバの更新情報が引っかからないところをみると、サポートセンターに改めて電話をかけてみてもここまではわからなかったに違いない。
一通り終わったところで、桜豆腐をお供に一杯やるとしよう。

ほんのりと漂う桜の香りが、気を落ち着かせてくれる。