PCC顛末記(後編)

なんだかようわからんが、「PCカンファレンス」の本番がやってきた。のっけからドタバタ続きだったが、どうにか切り抜け、研究発表をみたりしてお勉強としゃれ込む。
研究発表の中身は、Webを使った遠隔講義やそれに関連したこと、あるいはコンピューターを使った教材開発の話などが結構多かったのでそれほど退屈はしなかったけどね。
ただし、知る人ぞ知る「ジャガイモ頭」君の司会の時はと~っても退屈でござんした。20人位いたお客が一気に6,7人位まで減ってしまった上に、場内はお寒い風が・・・。いままで、活発に出ていた質問などがぴたりと止まる。


うっかり仕事忘れて寝てしまうとこぢゃった。同様の方々約数名。ほかの部屋はコンスタントに2,30人位入っていたんだけどな~。よって「ジャガイモ頭」君は体脂肪率50%突破の刑に処す・・・なんちって。世の中でも、こういった類の人が功労者として幅を利かせているらしいなぁ(ホンマかいな)。
かようなお寒い風が吹いた時間帯を除けば、当日は大変な猛暑であった。しかも、会場にはパソコンにプロジェクターに人また人・・・・多数の発熱体も手伝って、大変な蒸し暑さになっていた。
冷房設備のない部屋には大きな氷柱を置いていたのだが、それも気休め程度にしかならず、1日の発表が終わる頃には半分ほどの大きさにまで溶けてしまわれていた。会場をざっと見渡せば、ペットボトル持参の方が多数。ゴミの中でもペットボトルの占める割合が多かった。
事務局の方にも氷詰めになった箱の中にジュースやお茶が冷やしてあったのだが、あっという間に「蒸発」していく。
キャンパス内の自動販売機は、品物を補充しても冷える前にモノが売れてしまうというありさまで、昼飯ついでにお茶を飲もうかとして買ってみたら、生ぬる~いお茶が出てきよった。そういえば、ストレートティーのボトルのあるボタンを押したらミルクティーがでてきよったという話も聞く。
いちいち買っていたら財布がいくつあっても足らんというわけで、1L近く入る大きな水筒にお茶を詰めていったのだが、1日の仕事が終わる頃には見事に空っぽになっていた。汗の方も飲んだ以上にでているかもしれん。
この通りの暑さなので、レセプションのセッティングの方もちと大変だった。会場にはクーラーがあるのだが、準備に携わる人たちの発熱量がクーラーの冷却能力を上回っているのか、全然冷えた感じがしなかった。
これでは会場に運び込んだお料理が熱でやられてしまうので、お料理を運び込んだあとすぐに会場を追ん出されてしまった。
当日のお料理の献立は
・ちっとしたオードブル
・そば
・川魚などの「信州料理」
・すし
・フルーツ
などだったのだが、このようにして準備されたお料理の数々も、レセプションの開始とともにあっという間に一部を除き消えてしまわれた。
しかしどういう訳か、レタスに巻かれた付け合わせのツナサラダが、全くといって手つかずの状態で残ってしまわれた。参加者のみなさんはと~っても豊かな食生活をされているらしい(???)。
こうして「PCカンファレンス」とかいうイベントはあっという間に長野市内を走りぬけていかれました・・・とさ。学会なのか、企業の展示会なのか何なのか、さ~っぱりわからんかったわい。
Rec/Mix:1999-8-15