移動日。今回も、予報からして大雪となっており信越国境越えは一筋縄とはいかない様子。
上越から先の渋滞に備え、ここ数年の吉例に従い有磯海SAに寄ってみたら、丁度餅つきをやっていた。
お子様限定で参加できるという触れ込みだったこともあり、娘は杵をかつがせてもらった。ミニサイズながらそれなりに様になっているあたり、ひょっとすると幼稚園で経験があるのかもしれない。
腹ごしらえと休憩を終えて車を進めると、信越国境付近はお約束通りの雪模様。幸いにして走行には支障しない程度だったものの、こんなときにはお子様が熟睡しているのに乗じてさっさと走りきってしまうに限る。
年末恒例企画となっているのかはさておき、冬の信越国境 雪中行軍のスタートである。通行止め等々のアクシデントに備え、イワナの石焼き丼で念入りに腹ごしらえ。
梓川SAから信越国境や北アルプス方面の空を見ると、存外に雲は少なめ。融雪に気をつけて凍らないうちに抜けてしまえば、注意すべきものはもらい事故と凍結防止材散布の直撃くらいだ。
幸いにも最大の難所たる信越国境から妙高にかけては青空も覗くなど比較的快調。しかし妙高SAでの休憩の際に用意しておいた巻き尺で積雪を測ってみると、軽く50cm近くまで雪の中に入っていった。これが森の駐車スペースをびっしりと埋めてしまうあたりは例年通りの勢いの雪があったということになるのだろうか。
毎度の事ながら帰り道も含めて油断ならない道である。工事中の北陸新幹線が上越の駅付近を除いたこの付近を殆どトンネルにしているのも納得。
そして今年もお子様のお昼寝に乗じて親不知子不知を一気に走り抜けて富山に到着。雪景色とはいえ、所々の吹きだまりで踝程度と存外に積雪量は少ない。
お子様の雪遊びにはちょっと足りない・・・か。
吉例の年末帰省。今年も渋滞を避けてそろりそろりと出発。
途中の双葉でお昼にしたが、ムスコに吉田うどんは贅沢が過ぎる…ような気も一瞬したが年にそう何度もある話じゃないので特に気にしない。お子様ランチが食べられるようになるまでは、あと半年くらいだろうか。
途中、嫁と運転を交代したのに乗じて中央道の最高地点で気圧を測ってみたり等々しながら、松本に到着。
途中の諏訪湖で少々雲が多かったが総じて順調。凍結がなかったのとお子様が殆どの区間で寝ていたのは幸いであるが、やっぱり右足がお疲れ様である。アクセルベタ踏みではないとはいえ、長時間の運転は足にくる。
駆け込みの紅葉見物と称して、奥多摩湖畔へ行ってみた。
観光客の出入りのピークをわざと避けていったこともあり、到着の時点でもう15時。日暮れの時間とにらめっこしつつ、17時で閉まる展示館と売店からまわる。水の流れをボールでなぞるコーナーは、お子様にとっては大きな遊具。
展示館が閉まり、外に出てみると丁度山並みに日が落ちた所だった。
夕日に染まる紅葉とダム湖畔を写真に収め、日が落ちて駐車場に灯りが入ったところで撤収。
すし詰めの奥多摩湖行きバスを見送りつつ、こちらも車で山を下りる。
どうせなら奥多摩駅からダム湖畔まで線路が延びていればよかったのだが…
青梅線の青梅~奥多摩間は小河内ダム建設時の貨物線を使って作られた、というのはその筋では有名な話。
台風一過の直後の帰路、期せずして夕暮れの中を飛ぶこととなった。
糸魚川→長岡→栃木→茨城の上空を飛ぶにつれ、鮮やかに暮れゆく雲海が窓から見える。
更には雲間から富士山が顔を覗かせたりしていたが、その頃には機体は最終着陸態勢に入っており、電子機器使用停止となっており撮れず。
全く電気を使わない、フィルム式のカメラならば撮れただろうか?
実家に1台眠っているのを知っているが、使えるかどうかは定かでない。
台風は実家付近から離れていったが、まだまだ警戒が必要な状況には変わりなさそう。実家近くの用水は溢れるほどではないが結構な水量があり、所により8割方水路が埋まっている。
天候の様子や、航空便の運航状況とのにらめっこが続く。
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1ヶ月遅れの夏休みとばかりに、富山の実家へ向かう。
雲間を突っ切って空路富山に向かう途中、富山の実家から電話が。
…
甥っ子が生まれたという。これで名実共に「おじさん」だ。
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またまた大阪出張。
一仕事終えて新大阪に戻ってくると、駅前はドライミストに煙る駅前。曇っているせいか、ジメジメ感が増しただけ。しかし記憶の片隅に残っている、体をえぐってくるような重たい暑さに比べれば、だいぶましだ。
大阪&東京のダブル残暑でバテる前に、腹ごしらえ。
数ある店のなかから、まだお目にかかったことのなかったネギ焼きを試してみた。この近くでやっている、名店らしい。
画一化された弁当屋と土産物屋くらいしかなかった、かつては比較的殺伐としていたJR東海管内のエキナカも、少しはましになってきただろうか。それでも改札外の充実っぷりには遠く及ばないが…
前回来たときには工事中となっていた、お隣よりも一段高くなっている新大阪駅27番ホームからN700に乗車。ほんの2~3分の間にトップスピードに乗る程の急加速の車窓から、夕焼けの中に、懐かしのひらパーの観覧車が見えた。丁度ライトアップが始まったところのようだ。鼠の箱庭なんぞよりは、むしろこういう所に行ってみたい。
…
京都で人の流れと出入りが落ち着いたところで、ノートを広げてお仕事を始める。電源様々。
仕事が片付いた後、久々に車内FMでNHK第一を聞く。車内の音楽チャンネルのサービスは終わってしまったが、NHK第一のFM再送信サービスは健在。手元のラジオは新幹線専用チャンネルがしっかりプリセットされている。東日本管内と違って、地域毎に周波数を合わせなくてもよいのは楽。
それを知っているので…というわけではないが、東海道新幹線に乗る際には必ずFMラジオを持っていっている。
信州からの帰り道。訪湖SAの小洒落過ぎたテラスから見える、入道雲が浮かぶ夏の空には何故かカレーがよく似合う。
…とおもえば東京は雷雨だった。丁度中央自動車道を雨雲と抜きつ抜かれつしながらの帰京ではあったが、一雨通り過ぎた後の東京の空には、不気味な稲光が時折漂う。
おかげで涼しくなったのはもっけの幸い。丁度良い打ち水にはなったか。
大阪出張。
今回の宿は「靱」と書いて「うつぼ」と読ませる公園のそばにある。大阪にはなにかと面白い地名が多い。この近辺で読めるのは子供の頃の記憶を使って、半分位だろうか。
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主に綴るは、食う、練る、遊ぶ。時折親馬鹿。Lolipopはこの輩の道楽にどこまで耐えられる?