Roundabout

一通り出発準備を整え、一路年越しの信州へと向かう…のだが、今回に限っては一筋縄ではいかない。笹子峠が例の事故で実質使いものにならなくなっており、迂回方法を予め用意しておかねばならない…というおまけ要素が加わっている。
現場も現場で昼夜を惜しまぬ努力でひとまず対面通行にまで漕ぎ着けた…はよいが、期せずしてできたボトルネックに、年末の帰省ラッシュが合わさってはどこまで耐えられるかが謎である。

ひとまず予めある程度のルートを頭に叩き込み、出発。最近のナビは通行規制情報も読み取ってくれるのでそれなりにありがたいが、、そこは備えあれば憂い無し、もしくは嬉しいな、だ。

20130102_161318.jpeg

期せずしてその準備は早速出番が来てしまった。対面通行の中央自動車道笹子トンネル内にて事故発生。予め非常時に備えてレッカー車なども待機させておいたとはいえ、復旧までに時間がかかる様子。気持ち長めに休憩を取ってみたが、待てば海路の日和ありとはならなさそうだ。

…それなら、と大月ジャンクションは河口湖&大月出口方面に入ってみたが、お約束通り大月インター出口から連なる渋滞が河口湖線の本線上にまで延びていた。その先の国道20号笹子峠方面も渋滞で使い物にならなくなっている。

20130102_161318_2.jpeg

これも見越していたので、当初の予想通り河口湖から137号御坂峠を越えるルートに進む。事故に伴う料金面での特例により、河口湖を回ろうが、大月で下りて20号線にいこうが、通行料金は同じということになっているのはありがたい。
このルート、それなりの交通量はあったもののそれなりの遠回りとなるせいか渋滞が起こる程の交通量はなかった。特に渋滞に逢うことなく河口湖に到着…したはよいが結構な大雨がお出迎え。道路上には洪水並みの水たまりができていた。

大雨こそあったものの、峠越えは比較的順調で、気になる凍結も発生なし。御坂峠のトンネルはかの笹子トンネル同様の「天井の上半分が換気ダクト」という構造ではあったが、大したこともなく通過。無事に一宮御坂ICで中央自動車道に戻ることができた。

その後は中央自動車道を何事もなかったかの如くひた走り、途中の諏訪湖で遅めの夕食にワカサギのフライ定食をいただき、ひとまず信州に到着。お約束かつ見込み通りの長い行路…である。

20130102_161318_3.jpeg

一筋縄ではいかぬ道は、もう少し続きそうだ。