Recycled

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独身のキッチンは半ば実験台のようなものだ。

今回は食料庫の残り物の味付け海苔と板海苔を適度に刻んで鰹節と混ぜ、これまた食料庫の主となっていた砂糖および醤油で煮溶かして佃煮もどきに仕立ててみる。

湿気った海苔の再生方法は電子レンジや弱火炙り等多々紹介されているが、板状態では用途は意外と限られている。おにぎりに仕立てるのもよいが、よく乾いた海苔を使いたい…ということもありなかなか日の目を見ない。が、これなら乾燥状態を保つ必要はない上に弁当箱の隅に適量埋め込んでおけば、ものの数日で消化完了である。

はなから佃煮を買ってくればよい、という声もあるが、板海苔は信州の冠婚葬祭でよく引き合いに出されることも手伝い、選択の余地はあまりない。