Over the bowl

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妹の結納代わりの食事会。外はいかにも積もりそうな雪が降っているが、婿の実家近くの温泉宿で予定通り挙行された。
和食のコース料理を囲んでの会食だったが、ご時世がご時世故、早速運転手の分の食前酒がこちらに回ってきた。これくらいで酔っ払う程の量ではないが、お酌にまわりつつ抑え気味にのんでいても、早速赤ら顔の婿一家と好対照を成してしまっている。大酒飲みに見られないかが気がかり。


結局の所酒量では婿の一家を圧倒してしまったらしく、婿の弟君は遠慮していたのか全く席を回る気配が無かった。
一方で婿殿は今回の主役に相応しく、無理のない範囲でそこそこの量を飲んではいたが、さすがに中休みを挟む必要があったらしく時折妹共々キッズコーナーにて娘とお戯れの図となる。毎度毎度のことではあるが、婿の娘に対する入れ込みっぷりは大したもので、傍から見れば世間様によくある親馬鹿っぷりを見せている。見かけ通りの優男ッぷりばかりでは娘が図に乗ってしまいかねない。いや既にそうなっているだろうか。一時的とはいえ娘が手から離れる点では歓迎できる話かも。
同じ富山県内の一家同士のご縁ではあるが、カルチャーショックもしくは世代のギャップらしきものを多数垣間見ることが出来たこの宴席、詰まるところ娘の存在が潤滑油あるいは免罪符として作用し恙無くお開きとなった。反則にも近い手ではあるが、これで和まなない席ならばご縁をなかったことにするしかあるまい。
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それにつけても今回のコース、ご飯ものが2品も現れたのには参った。出てきたご飯物はおしのぎと称したちらし寿司と、白海老釜飯の2本立て。ゆっくりとしたペースなので無理なく完食できたが、晩飯要らずとなるのは間違いない。衛生管理上支障がなければContainer pleaseとしたい程だ。