基本形

【準備】
分量にもよるが、2~5リットルの広口瓶を使う。
5号びんで焼酎一升、となる。
【材料】
・35度以上のアルコール(市販のホワイトリカーを使うと便利)
・糖分(氷砂糖等)
・果物等(柑橘類等、完熟少し前の少々堅めのものがよい)
【作り方】
1.密封できる容器を、一度お湯で洗って乾かしておく。
2.漬け込む食材を水洗いし、水分を取る。
3.容器に、漬け込む食材、糖分、アルコールの順に入れて密封し、冷暗所で保管。


4.材料にもよるが、1~2ヶ月経過すると飲み頃の始まり。
5.中の果物等は、2~3ヶ月経過したところで取り出す。ただし、薬用酒の場合はそのままにする。
【メモ】
<アルコール>
35度以上のものであれば何でもよい。
市販のホワイトリカーの他、ブランデー、ジン、ウィスキー、ウォッカ、焼酎等を使うこともある。
<糖分>
材料1リットル当たり350~400位の割合が目安。
天然甘味料であれば何でもよい。氷砂糖がよく用いられるようだが、はちみつ、黒砂糖やグラニュー糖も使える。
量の加減により好みの甘さに仕上げることもできるが、少な過ぎるとカビがでてくることもなきにしもあらず。
万一かびてしまったら、カビを取り除いた上で糖分を継ぎ足すことで増殖を抑えられる。
<使える果物など(ほんの一例)>
[春]梅、いちご、ぐみ、バラの花、さんしょ
[夏]夏みかん、サクランボ、すもも、しそ、あんず、もも、メロン、プラム
[秋]いちぢく、ざくろ、洋梨、かりん、にんにく、またたび
[冬]きんかん、ゆず、みかん、りんご、菊の花
[年中OK]アロエ、レモン、コーヒー、パイナップル、しょうが、バナナなど
(柑橘系がよく使われるようだ)
漬け終わった果物は、ジャムにして食べるのもよい。(ものによってはアルコールを飛ばした方がよさそう)