娘の初節句を祝うべく、実家から妹が駆け付けた。鱒鰤寿司や刺身等の食材を多数携えてきたのは例によって、というべきか。
買い出しと昼食も兼ねて車で武蔵小金井に出向いて妹と合流し、そのまま夕食などの買い付け。
金額の半分近くを甘酒も含めた酒類が占めていたような気もするが、あまり気にしていない。飲み手がいれば、それなりに酒も美味くなる。さすがにランチビールは止めておいたが。

…
帰宅して一休みの後、3人で夕食の支度にかかる。途中娘がぐずりだす時間に差し掛かったが、これだけ人手がいれば料理の手を止めることなく誰かが娘の面倒を見ることもできる。
あっという間にちらし寿司とお吸い物、おかずやつまみが出来上がった。

普通はこういうところには蛤と相場が決まっているらしいが、妹の手土産の中に白えびのすり身があったため、早速使ってみた。
ちらし寿司が黒米ベースだったのと、すり身自体に色鮮やかな具が入っていたのとで、随分と華やいだ取り合わせになったようだ。
ほどほどに飲み食いしたところで娘を風呂に入れる時間。
今日は花嫁修行、とうそぶく妹に子育て体験と称して入浴を手伝ってもらうとしよう。
オトナの時間はまだまだたっぷり残っている。酒の続きはそれからでも遅くはない。