Separation surgery

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新しいバリカンを投入したことにより、これまで10年以上使い続けてきたバリカンがお役御免となった。しかしこのバリカン、充電・交流どちらでも使える造りになっており、捨てる際には内蔵充電池を切り離しておきたいところ…ということで相応の安全対策を施した上で分解してみた。
まず外のプラスチックカバーを外しにかかってみたが、ネジ止め以外に爪らしきものがないにも関わらずやたらと外しにくい。モーター部分に強烈な粘着力の接着剤らしきものがこびりついていた。防振用のゴムが劣化して溶けてしまったのかもしれない。


続いてモーター、スイッチ、端子カバーと順に外していくと、水色の紙に包まれた、電池らしきものが出現。端子の並びからして、それが電池らしきものであるということは容易に想像がついた。重量もモーター並みである。
その電池、どれほどの電圧になっているものかと手元のテスターを使って電圧を測定してみたところ、市販の充電池と同じ1.2Vであった。長時間動かせるような大容量タイプだったのかもしれない。そういえば付属のACアダプタも、出力は3Vだった。感電を期待するだけ無駄かもしれない。
しかし油断は禁物。相応の感電対策を施した上で半田付けされた部品ごと電池を切り離しす。あとはテープを巻いて絶縁を施せば、作業完了。
これからのご時勢、電気製品にも捨てやすさが必要かもしれない。