一時期沖縄に住んでいたこともあってか暑い夏にはゴーヤが効く…ような気がしてはいるが、市中のゴーヤ入りの惣菜の類は世間様の好みに合わせてあるのか、ゴーヤの割合がかなり少ない。どうやら生ゴーヤを買ってきてそれなりの品を作るしかなさそうなのだが、平日ではそれもままならない。
ということで実験と証して手ごろな大きさのゴーヤを買い求め、下茹でまで施して冷凍してみることにした。

スプーンで中綿をくりぬき、1cm弱幅に刻んでから軽くアクが出るまで２分程ゆでると、そこらへんの食材に入っていそうな、透き通った緑色のゴーヤが現れた。これを冷凍庫に放り込み、適宜ほぐしながら凍らせる。
このゴーヤ、世間様でやっているような塩による苦味抜きを全くやっていないこともあり、かけらをつまんでみるとかなりの苦味がする。かつおだしで苦味を調節できるという話もあるが、実際に口に入る頃にはどの位の苦味になっているだろうか…？