Defective building

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外回りができあがった新しい作業小屋は、中の櫓の組み立てに入った。取り急ぎ作られたのは、精米所と米の保管庫となる予定の場所である、本当に取り急ぎの工事のため、先に骨組みだけ作って精米スペースのところだけ床が張られている。
夕暮れまでの間に、作業台を設置しつつ水平合わせをしていたが、どうも鉄骨と木の櫓がずれているような感触がする。見た感じだと木の柱が真っ直ぐ立っていて、鉄骨の方が歪んでいる。この他にも、地面に開けた排水口と雨樋の位置がずれていたり、食料品を扱う予定の倉庫ながら、建物の隙間にウレタンを詰めただけだったり(簡単にネズミに破られる)と、惨憺たる有様。


…それ以前に建物自体の引き渡しは済んだが、建物の図面が業者から来ていない。
欠陥建築を取り扱った各種報道では、設計図面と実際の施工用の図面があるという話がまことしやかに語られているが、そのどちらも業者からは届いていない。引き渡し完了となる条件を満たしていないことになるが、それで料金を期日通りに払わないということでペテン師呼ばわりするたぁ、どういう了見なのだろうか。
今後の対応が見物だ。