吠えろ!種子島(鹿児島編:後編)

種子島中部の巨大(?)公民館にて繰り広げられている披露宴。
宴も中盤にさしかかりお色直しを済ませた洋装の新郎新婦が入場するはずだったのだが、新婦の隣にいるのはネクタイを締めた茶色の覆面野郎。
そこへ新郎が血相を変えて追っかけてくる。何があった?
[余興後半戦]
ぢつは新郎新婦再入場の時点で余興は既にスタートしており、新郎と入れ替わっていた覆面野郎は種子島を中心に有名な「悪の軍団」という話だ。詳細は種子島へ足を運んでみてくださいな。


で、新郎は追いつくものの悪の軍団に適当に可愛がられる。夜のスピード違反ってなんですか? その鐘の音はなんですか鐘の音は? 種子島はいつもにこにこ法定速度という話らしいが。
そこへ余興の主役登場、奥様は魔女、いやピンクとだけいっておこう。悪の軍団を一撃粉砕。強ぇ。
こういった宴の主役を派手に巻き込んだ形の演出もありなのか。今後余興を企画する上でのヒントになるかもしれぬ?
[ウエディングケーキ入刀]
ある意味最大の見せ場であり、入れたままでしばらく静止。写真撮影タイム。
このあとお子さまから新郎新婦への花束贈呈の後、新郎新婦お色直しのため離脱(ど→ど、タキ→タキ)
[キャンドルサービス]
卓が多数のため3手に別れ展開。クラッカーで華を添える演出。
一通り回った後は中央の巨大ハート形キャンドルセットへ点火。ここも写真撮影タイム。
いよいよ宴は締めへ。新郎新婦入り口付近へ移動し両親、媒酌人殿への花束贈呈となる。
[新郎新婦謝辞]
まず新婦→新婦ご両親殿、続いて新郎→場内列席者宛
涙を流す方多数。文才が光るね。
最後は万歳三唱でお開き、というお品書きであります。
[その日の感想戦から(with某学校の先生殿)]
きょうびの若い者の挙式は、2次会以降年齢制限を設けているという。披露宴の話をする際に2次会以降はご遠慮下さいとの話があるそうだ。ちなみに当地でも2次会が用意されているが、一族が集う種子島流にはカルチャーショックを受けたという。
ってことは名古屋のケースもそうだったのだろうか? お誘いはあったが1次会だけしか出られなかったもんで何とも言えぬ(少なくとも3次会まであったという話)
[2次会]
雨をかきわけ新郎殿の実家へ移動し2次会。今回は涙雨のみではあるめぇ(?)。
新郎新婦殿の挨拶の後はひたすら飲む話す。
地元の方曰く、本筋では会費制1次会のみだが1次会だけではやっぱり物足りない、という話。人情を大切にする土地柄故か毎回誰を「呼ばないか」で苦心するという。220人の制限はある意味頭痛の種らしい。今回は特殊事情があったため比較的楽だったというが。
芋焼酎旨い。お湯で割るのが通の飲み方というのは本当?
[その後]
さて、夜も更けて宿へ戻る時間となったのだが…靴がない!
あれだけ多数の方が程良く飲んで飲んで飲んでとなると、こういうネタもあるという。
しかし代わりの靴がない。もとより用意してなかった。
そういうわけで取り敢えず代わりの靴を拝借して翌朝沖縄へ帰還したのだが、この後どうなったのか…は定かではない。
また一つ、ネタを作ってしまった…。
時が経ち、肴になっても全く支障ない程度のネタだが。