大都会からの脱出(後編)

ドタバタ続きの果てに現在の住処に落ち着き、野宿は回避できた(笑)はいいが、それは沖縄入り3日前のこと。逃がしたシステムキッチン付きの物件に申し込みを書けた時点で引っ越し業者はとっくに手配済みだったのだが、これだけ長距離の引っ越しとなると、同一市内の行き先変更は引っ越し業者にとっては大したことではなかったりする。
問題はまだまだ残っている。飛行機で行こうが船で行こうが少なくとも荷物の到着まで4日はかかるということなので、その間どないしてまひょか? 野宿?というのは冗談で、鞄に1週間分の着替え+タオルケット+PC+旅行セットを積み込んでこちらはOK。


日程が確定したということで、飛行機のチケットを取るべくケータイで調べてみると・・・・
特割なしでも沖縄行きの便って良く埋まる。無論得割設定便はとっくのとんまに埋まっている、ということでかなり高値の片道運賃・・・・交通費が支給されるからまだいいか。スカイマーク参入せぇへんかな。
そういえば段ボールがまだ来てへんなぁということでそこら辺のスーパーから段ボールを調達しつつ荷物の整頓を進める。耐用年数をとっくに過ぎて自力で再生・修繕不可能なものは片っ端からポイ。残るは小物のみ・・・というところまでこぎ着けた。
同時進行で、沖縄入りの日取りを確定させ(沖縄入りは予定から一日のび、その前日に荷物の発送、沖縄入り翌日にお仕事出動と相成った)、空路実家へ・・・・?
沖縄からだと直行便が週4往復+8月までの季節運行なので、これ以後頻繁に実家で野良仕事をすることもなくなったのと
学生時代、長野でアパート暮らしをしていた頃の遺産を掘り出しにいくのと
実家に仮置きしていた自分のブツは端から現住所に巻き取るつもりでいたというしかけ。新たに買ってしまえばいいという話もあるが、廃物利用の方が費用対効果がいいだろうということにしておこう。たぶん。
そして荷物送り出しの当日。実家で掘り出したものをドラム缶を抱えるかの如く抱えて空路江戸へもどる。その足でお役所へ行き、転出届をとって寮へもどる・・・・・
・・・・段ボールがまだ届いていない!
これは非常にまずい、素敵な事態なので即電話。残るは小物ばっかりということで積み込みの際に梱包もしてもらえることとなる。よっしゃ、ということで無事荷物を送りだし、積み残しもなく大都会を脱出することができた・・・・まではよかったのだが、沖縄入りしてからもいろいろとあったんですわ、いろいろと。(つづく・・・?)