大都会からの脱出(前編)

まさに晴天の霹靂。話は良く晴れたある日の朝、始まった。
この時点で沖縄入りまで14日(予定)。これが予告なのでな~んにも準備していない。しているわけない。
手続き書類を作ったり、お仕事の引継ぎなんぞをしているとあっという間に週末を迎える。沖縄での落ち着き先の手配は申し込んだまではよかったが、ネタがあがってくるのは週明けとなる。とりあえず沖縄行きの直前まで江戸でみっちりお仕事で、やんないといけないことが次から次へと湧いてくるのか最初の週は連日終電と追っかけっこが続いた。


それ故下見に行く間は実質なし。それでいいのか?
とりあえず落ち着き先はどこかに置いておいて(をひ)荷造りを進めないわけにはいかつんつんということでまずは引っ越し業者へ諸々の手配。詳しい住所は決まっていなくても、大まかな方面と入居予定日が決まっていれば送り出し可能というのには驚いた。
ひとまず家ん中にあるものを伝え、梱包資材を手配。2~3日もあれば届くらしい。元々お荷物が少ない方だったのと、折り畳み式コンテナ+圧縮パックの活躍により、大きめのものや衣類を中心に半分ほどが片づいてしまった。しめて単身パック1つ半と自転車1台相当なのだが、それでも多いと感じるから不思議。この時点で沖縄入り7日前。
こんなことをやっていたらもう週が明けた。お仕事の方は前の週であらかた終わったようなものなのでまあいいのだが、ここから先はお約束送別会ラッシュ。特に1週間目の水曜と2週目の木曜は凄かった、とだけ書いておこう。
・・・って酒飲んで浮かれておる場合ぢゃねぇでしょうがっっ。
この時点でまだ落ち着き先は決まっていない。沖縄入り3日前(予定)。
実は前の週に申し込んでから3~4日ほどでFAXにて候補物件が2件来た・・・までは良かったのだが、1件はすぐには入居不可ということで即ボツ。追加の選択肢は?ということで取り寄せてみたら、その中にシステムキッチン付き+広々収納+バストイレ別のこれだ!っつう物件があったので申し込みをかける・・・・が、これも入居不可であることがわかり直後にボツ。
入居不可の物件を送ってくるとは大した不動産屋だね。(つづく)