決戦は?曜日(後編)

『戦闘開始?』
メールで事前の連絡に日取りの調整などを済ませ(何通やりとりしたかなぁ?)、ついに当日。スーツに身を固め、新幹線に乗車。以前にも利用したことは何度かあったのだが、いずれもお気楽気分の旅行だった。緊張して乗るのは初めてざます。
行き先は埼玉新都心の近くにある、移動体通信の核ともいえる施設らしい。携帯電話の基地局は過去に何度か見に行ったことはあったが、今回行くところはどういった中身なのか、まだ大ざっぱなことしか知らない。


揺られること数時間。歩いて数分。そして到着。最初に通されたのはごくふつうのオフィスだったのだが・・・・しばらくして金庫並の分厚い扉をくぐり抜けると・・・・・
ほぼ無人の、しかしただっ広い部屋には図書館の本棚を思わせる間隔で機械の類がびっちり立ち並ぶ。想像以上にでかかった。しかし、でかく見えたのは気のせいだったらしく、1つ1つの装置はビデオテープくらいの大きさであり、そういったものを必要な人数分(電話を利用する人たちの分)だけ用意するとこれだけの大きさになってしまうとか。関東一円の利用者をさばくための設備がその場所に集まっているらしい。
最初にもらった解説資料を手に、適宜質問を浴びせながら中へ進む。途中設備の工事をやっていたのだが、ねずみ算式(?)に利用者の増えていく移動体通信の世界では、設備を追加してもあっというまに利用者の増加に追いつかれてしまうため、毎日どこかで必ず設備の追加工事をやっているとか。四六時中こけてる(:-P)iモードセンターなんか毎日蜂の巣をつついたような騒ぎになっているんだろうなぁ・・・・
・・・・てな話をしながらあっというまに見学会は終わった。暇になったらたぶん「CDMAうわっ」のどこかに付け足しておくとしよう。いやまてよ、こういった事って乗せていいのかなぁ? 企業秘密とかそういう問題はないのか? その辺に詳しい方、助太刀求む。
しばらく後、面接の日取りが決まる。電話で出席確認を入れ、残るは本番。あ、ネクタイの締め方の復習(^_^;;
『そして面接』
ついにやってきちまった本番。上がり症っつーのは昔っから変わってないのねん、俺様。普段は朝飯をがっつり食べていくんだけど、この日ばかりは飯がのどをなかなか通らねぇ。サンドイッチをコーヒーで流し込んで、とりあえずいつもの分量は確保。共に戦場へ向かう鞄の中の荷物は特になし。提出用の書類だけ。
朝、ネクタイをしめて、出勤の時間帯に出発し、新幹線&最強線に揺られる事数時間。戦闘開始の30分も前に到着してもうた。戦場は武蔵国内藤新宿。雰囲気にKOされそ・・・。
面接会場はホテルの一室を借り切った特設会場。4対2。お、おひ、前に学校に来てはったあの方もいるぢゃねーの! ・・・・しかしんなこたぁもはや関係ない。次々にやってくる質問には5秒ほどじっくり、しかし全力で答える。
・・・とはいっても、小中学校時代の部活の話だとか、研究室での「暮らしっぷり」といったことにかなりの時間が割かれたらしく、終始緊張とはほど遠い状態で時間が流れた。事前に「面接の際には鍵となる」と耳にたこができるくらいふきこまれていた研究の話は最初にちょこんと出ただけに終わる。
そのあと一緒に面接を受けた人と近くでそばをすすり(そういや、初対面の人とその日の内にめしを食いにいくことってあんまりねぇなぁ)、隣のビル(御存知「藤原博文の館」の建っている所)へ移って筆記試験。終了後さっさと帰途についたです。おうちに帰るよか先に研究室へ足が向いた。
しばらく(何日だ?)休んだ後、メール箱を開けてみたらびっくりしましたワ。当日の面接官から直々にメールが来るたぁ。しかも、このサイトについてのご意見付き。「もっとホームページのことについてPRしてもよかったのではないか」っつー趣旨だったんスけど、なんだかやばそうな雰囲気。
研究室内では時期が時期だけに、重苦しい雰囲気が漂う。後にも先にも1社しか受けてない我輩。どうなる? 1週間以内に結果が出るらしーのだが、2日たった今日現在(金曜日)未だ結果不明。
Rec:2000-05-26/Mix:2000-07-25