卒論が消えた・・・?

ここんとこ、1日あたりの着信メールの件数がコンスタントに100を超えるようになり、質問のお返事を書いたりするのにも、まずは届いたメールをなんとかしなけれりゃどーにもならんよーになってしもうた。
今まではVMというやつ(詳細は「サルならわかるUNIX」にて)を使っていたが、増え続けるメールに対応しきれないのか、メールをサーバーから取ってくる際に脂汗をかいたままうなっていることが多くなった。
そこでMHに乗り換えてみたのだが、いかんせん使いづらいのでMEW+MHに乗り換え。それでもうまくいかないので調べてみたところ、MHとMEWの入れ直しをした方が手っ取り早いことがわかり、各所のWebサイトから情報を集めることに。


すると、MEWとIMの組み合わせがいいことがわかり、(MHとの互換性がある上に扱いやすいらしい)試しに使うべくアーカイブを入手してインストールの準備(インストールができるのは管理人のみだが、アーカイブを展開してコンパイルを行うところまでは誰でもできたりする)を行う。
同時にさらなる情報を集め、インストール後も環境整備・微調整にせっせこほいほい。何せ研究室の中でMEWを使うのはわし一人なので(大半はRMAILか、WIN95,NT上で読む)実験実験また実験ということで、各種設定ファイルを書いては消し、書いては消しの連続。なぜかIMの設定ファイルのことを扱ったサイトがなかったので、実験用の設定ファイルが少しづつ増えていった。
そんなさなかに事は起こった。
お昼寝にはもってこいの昼下がり、マニュアルはないか、あっても英語版のみといった状態で事に臨んでいたため、ふだんはもっとあるはずの注意力が残り3万円分まで急減しておった。
あまりにも大量のファイルが手元にあったため、某所で見つけたファイル管理ツールを使っていた。そいつにはいろいろと便利な機能があったのだが、今回はその落とし穴に「自ら」はまることとなった次第。
事は2段にわかれて起こった。
まず1段目。例のツールには、圧縮ファイル・アーカイブをお手軽に作成・展開できる機能がついているが、うっかりこの機能を暴発させる。おかげで当面は必要ないファイルやディレクトリがぼっこぼこできてしまい、そこそこ整頓されたディレクトリの中身は5秒程で散らかる。
アーカイブの解凍を取り消す機能はないので、できたファイルを片っ端から消していく・・・・ところまではまあよかったのだが、1つだけ消してはいけないものを消してしまったことに気づく。中身は卒論のデータ。卒論そのものは昨年度出来上がってはいるのだが、今後も研究で使用する、言ってみればHTML文書以上に大事なもの(といふことにしておこう)である。
やべーじゃん、ってことですぐさまバックアップ用にフロッピーに取っておいたアーカイブを取り出そうとしたのだが・・・・
フロッピー様が老衰のためお亡くなり
になっておったとさ。
グワァァ~ン
こうなったら最後の手段。管理人の所へ行って、定期的に取ってあるバックアップの山の中からもとのファイルを掘り出すことに。バックアップは1年分。1週間ごとに取ってある「ファイルシステム全体のバックアップ」と、毎日とっている「更新されたファイルだけを保管した差分ダンプ」があるが、ここ1週間のものだけでもかなりのものらしく、しかもバックアップはテープ。大量に保存できるが、いかんせん読み込みが遅い。加えて巻き戻し・早送りに時間を要する。
しかし、記憶の糸を頼りに膨大なバックアップの山の中からうっかり消した卒論を掘り当て、ようやく一件落着。やれやれ。
この研究室では、日頃からCD-R・テープに収めた「全体バックアップ」と毎日の「差分ダンプ」を取るようにしているが、その昔研究室のNFSサーバーがダウンして何から何までパーになったという出来事を教訓にしている・・・・という訳ではなくて、常日頃からこのようにしてバックアップをとることは、管理人の常識なのだそうだ。
UNIXのコマンド入力は面倒くさいが、それ自体が安全弁になっているといえる。いい教訓になった。その日は日はひやひやもんの日であった。
Rec:1999-6-4/Mix:1999-6-6