前編・中編までのお話
カクテルバー”Milky Blue”。生協の学生スタッフ&愉快な仲間達(・・・・ということにしておこう)が出店した店である。直前まで行われていた懇親会が延びたり、予約していたテントがあわや入手不可能となりかけたりなど、数々の苦難はあったが、店員たちの徹夜の奮闘により、赤字は回避できそうな模様。睡魔との戦いにも勝利した、ということにしておこう。
3日目、前日同様日が高く昇ってまぶしくなったときに目が覚めた。
しまった~っっ、もう1時半やんけ~!
最終日の今日は、さらに営業開始時間を早め、昼はコーヒーとパスタの喫茶店、夜はカクテルバーという「改良型デュアルモード営業」である。
慌てて現場へすっ飛ぶ・・・・が、誰もいない。そこで、手の掛かりそうなパスタの解凍から始める。前日コツをつかんでいるので、割と早く終わった。
買い出し部隊と合流し、唐揚げ、サラダなどを仕込む。・・・とそこへズボンをはき損ねた某先輩Cさんが駆け込んできた。そして大急ぎで着替えて表へとんぼ返り。3日目の営業は、ゴング前に始まった。
先ほどの某先輩がカウンターで着替えていたところ、いきなり女性客が現れ、そのまま営業開始となったという話らしい。
大祭の店ならば、そんなのもアリらしい。
昼からやっているので、パスタが売れる売れる。しかしそこは事前の仕込みをしているので十分すぎるくらいの容易は済んでいる(という計算)。予定ではお客に出した余りを、店員の晩ごはん&打ち上げのおつまみにするつもりだったのだが・・・・・。
3日目も厨房で腕を振るっていた。ところが・・・・、
後輩たちがやってきた(リターンズ)
外見だけホスト風に変身して接客開始。普段見知った顔の女のコたちだったんだけど、周りの雰囲気が雰囲気だっただけになかなか気分が引き締まる。普段滅多にしない格好で出ているだけに、これまた緊張の連続ッス。
「あの人かっこいいね」「(そばを通っていった店員を指しながら)名前教えて~」だとかといった話等をしながらしばらくの間飲んだりしていたんだけど、
彼氏持ちの女のコの相手をするのは大変ッス(笑)
それなりにいい経験にはなったと思いまっせ。厨房で一緒に仕事していた某先輩Dさんは「初対面の女のコの接客」をするというもっといい経験を積んだそうだ(ドッキリだったらしいが)。
テーブルの方で私がこんな事をしている一方で、厨房(本来の仕事場)では、もっと大変な事態になっていた。前日よりもかなり多く用意しておいたパスタが、前日を軽く上回るペースで売れまくったためにまたもや品切れ寸前に・・・・・なっていた。おひおひ。
今日ももかなり団体客が来ており、繁盛している。大根サラダなども飛ぶように売れていった。このようにして閉店間際までほぼ満席の状態が続き、そして12時。早々に店を閉める。そして後に続くのは・・・
打ち上げだァ~っっ!
さっさと片づけをすませ(荷物を運び出す準備を済ませ)、打ち上げ開始。でも本番はこれからだった(笑)。毎年、大祭の夜の飲み屋の「全体の打ち上げ」というものがあったのだ。てなわけで慣例に流されるまま店長がその席に招待された。あとはもうその場の勢いに任せるあるのみ。
高濃度のお酒(いや、ほぼエタノール)を飲んで火を噴くなんて当たり前の世界が繰り広げられた。経験豊富な先輩方のおかげで私(達)は事なきを得たが、救急車が数台出動する事態となってしまった。友人知人も数名病院送りにされてしまったらしい。それほど「全体の打ち上げ」はすさまじいものであった。
私は途中で退散したが、最後までその場にいた場合はどうなっていたのだろうか?怖い者見たさはあるが・・・。結局損害は辛うじて店長が酔いつぶされただけにどとどまった・・・ということにしておこう。救急車で運ばれなかった人はいなかったので。そうして最終日は終わった。
時間はもう3時になっていたのだが、眠りにつくにはまだまだ早かった。最終日の営業終了後にもまだ仕事があった。借り受けたスペースの大掃除である。
朝7時から
夜が明けるまで余ったお酒を飲みながら時間をつぶし、そして朝になった。
店を出した関係者一同で、キャンパスや学食・喫茶の周りなどを掃除し、キャンパス内は何事もなかったのような雰囲気に戻っていった。
そして9時。店を出した人たちは家路につき、その一方で大学祭など見向きもしなかった生真面目な学生たちが、いつものようにキャンパスにやってきた。
今日が代休であるとも知らずに(笑)
Rec:1998-11-18/Mix:1998-11-24