昼の納豆

お料理大好きの私のメシはほとんど自炊である。本格的に始めてからそれほど月日はたっていないものの、エビピラフを炊き込みでつくってみたり、「釜飯の素」にちょいと手を加えてみたりなど、やってる本人としては、結構楽しんでやっている(つもり)。外食の半額程度で済むのがうれしいところだ。
しかし、例外ってぇのもきっちり存在する。さすがに平日の昼メシだけは校内の食堂で済ませている。50分の時間でメシをつくって食って…….となると、少々キビシイ。弁当をつくって持っていくという手もあるが、ホカホかのほうがいいなぁ、というわけだ。1食あたり400円弱の出費也(泣)。


最近は「真竹先生のカレーそば」にハマっているけど、それ以前は納豆をよく食べていた。今もたまに食べる。ホカホかごはんに納豆かけて……ってぇのが結構好きなのだ。俺様、オヤヂくさいか?
納豆には独特のにおいがあるのは毎度おなじみのことなんだけど、このテのにほひがダメな人もいる。いや、「いる」ではなくて「多い」かもしれない。
いつもメシを食っている仲間の1人は、にほひをかいだだけでク~ラクラ、といった具合だ。そんな彼のオススメは卵だ。醤油をちょこんとかけて、これまたごはんにかけて食べる。これもやってみるとおいしい。ごはんに半熟の目玉焼きをのっけて食べているようなものに近い感じがする。
両方(卵&納豆)かけて「月見納豆」にするといいという男もいるが、予算の都合と「カレーそば」の登場によりなかなか実現には至っていない。
閑話休題、納豆のあのにおいやネバネバが苦手な人達のために、耳よりの話を少々。「元祖水戸納豆」といった感じのワラに入った納豆はパック詰めのものよりにおいが少ない。ワラににおいを吸着する働きがあったとは…….初耳なり。
けど、昔ながらの納豆ってぇのはかなりにおいがキツイ。現在スーパーなんかに並んでいる納豆は、よりにおいを出しにくいように改良された「納豆菌」を使って作っているそうだ。
あと、ネバリのないなっとうもあるというのを聞いたことがある。これは海外でよく売れているそうだが、どんな感じのものなんだろう?
「納豆食べたい ネバリは嫌だ」ってか? 某納豆好きの男によると、納豆が苦手な人でも手軽につくって食べられる変わりダネがあるという。その名も「納豆カレー」。
ごはんに納豆をかけてその上にカレーをかけるといったシンプルな一品だが、たべてみるとこれが面白い。にほひも気にならない。しかし、納豆ならでわの食感はしっかりある。レトルトのカレーでもOKなので、試してみるといいかもしれない。
はたして「納豆カレー」は「カレーそば」を越えられるか? 真竹先生、試しにどおですか?
Rec:1997-2-14 Mix:1997-4-15