渋滞回避を口実に、帰省復路の途中で長野市内に寄り道。立ち寄ったエムウェーブの外回廊の一角には、長野オリンピック開催記念で設置したタイルが並ぶ。
学生時代に丁度やっていたもので、その際に設置場所を記した紙とレプリカのタイルは別途戴いた。が、もともとこの寄り道は予定していなかったものなので設置場所の紙とレプリカは自宅のどこかにしまいこまれている。その場でわかるはずもない。
しかし場所はわからなくても事務所で検索してもらえるので、程なく発見。無事であった。
折角なのでミュージアム見学がてらボブスレー体験に挑むお子様達であった。
快調に走り抜けた北陸道から上信越道に入った途端に渋滞。抜けたと思いきや須坂の先に事故渋滞の報。お盆期間とはいえ、出来すぎた渋滞の連続である。
どのみちこの時期はこの先須坂から更埴にかけても関越道方面に向かう車が集まり渋滞に近い交通量。思い立ったが吉日とばかりに須坂で上信越道を降りエムウェーブに寄る。
移動日。往路で浜辺は十分に堪能できたのと、急遽娘の自転車の乗りこなしっぷりを妹夫婦に披露することになったのとで遅めの出発とはなったものの、今回も有磯海SAでの昼飯と買い出しはきっちり組み込む。
昼飯にも白エビのかき揚げは忘れずにつける。これは逃せない。
この先暫くはガソリン、お子様の飯ともに補給できる区間が限られてくる。準備は念入りに。
そしてこの先もamanekチャンネルを仕込んでおく。上越市内を除きWiMAX2+がほぼ使えない区間なので、データ量の様子を見ながらとなるが、試せる機会は盆暮れ正月くらい。
そろそろ親不知を出て富山の実家へ行くルートに戻る頃合い。
親不知ピアパークは周辺に遮るものが殆どなくよい眺めで、折角の機会にデジカメを使わない手はない。
橋脚の隣にある岩もくっきり捉えた。通称、投岩とのこと。国道8号の高架付近にもう1つ鬼蹴り岩もあるそうだがこちらは高架橋の影に隠れているらしく見えず。これらの岩にまつわる地元の伝承があるそうだが、どんな話なのだろうか。
8国道8号を西へひた走り、休憩がてら親不知ピアパークに立ち寄る。
狙ってはいなかったが、ありがたいことに海水浴場と道の駅が併設。道の駅から直接浜に出られる。お子様達は足湯ならぬ足海水浴を味わう一方、こちらは翡翠アイスを堪能。塩と米粒入り。
いつもは海上の高架を駆け抜けていくだけだが、たまの寄り道もなかなかよいものだ。
・・・といった具合にのんびりとしていると、富山の到着予定時刻は夕方となりそうな勢い。すぐ近くの親不知ICから高速に復帰・・・を目論んだはよいが、何故か車のナビは国道8号を糸魚川ICまで戻って高速に乗るべしという。
どういう探索アルゴリズムなのか興味深くなる程の悠長さだ。
富山の実家へ向かう途中、糸魚川で高速を降りる。
風光明媚そのものとも言える親不知の海沿いを走ると、いつもは駆け抜ける北陸道の海上高架を潜る。その先には山側へ架け替え真っ只中の国道8号の海上高架。たかが40年、されど40年。荒波に揉まれた橋の脇に新たな橋脚がチラリ。
仮の橋に頼ることなく、海岸沿いの線路と現在の海上橋との間に新しい橋を作ろうというのだから、随分な難易度の作業には違いない。しかも冬の荒波にも耐えうる強さを持たせた橋造りとなればなおのことである。
何度となく走り抜けた上信越道のルートではあるものの、それ自体の単調さと、毎度のごとく発生する渋滞、そして沿線の補給地点の薄さもあって一家揃って食傷気味であった。
・・・というのは出発前に嫁と話していたことだが、折角の機会なので「あの街」に寄ってみることにした。
糸魚川で高速を降り、一般道を走りたがっていた嫁にハンドルを預けて北陸新幹線の高架を潜りつつ併走しつつで国道8号を西へ行く。海岸沿いのドライブではあるが、この区間を走るのは意外にも初めてである。
嫁の実家から自分の実家への移動日。
天候状態も絶好により、ここはひとつ安房方面から・・・といきたいところではあったが、今回はそのルートは使えない。2016年より「山の日」が始まったこともあってこの日上高地では皇太子御一家の御臨席のもと記念式典が開かれており、周辺は大渋滞の予報。皇太子御一家も減りで会場入りとなっている位だ。
ということもあって上高地の渋滞を避けつつ道祖神様のお見送りを受け黒姫妙高方面を往く。
毎度の如く上信越道は新潟県内で渋滞。代表の首が変わろうと、仕分けの爪痕はどこまでも残る。拡幅工事が進んではいるもののこの付近の地盤の都合もあってか橋梁部はまだまだの様子。
この付近は所により石油や天然ガスが出てくるエリアでもある。不安定な地盤上の工事は慎重にならざるを得まい。そして当面仕分けの爪痕は残る。
amanekチャンネル でお天気を読み上げてくれるロボットナビゲーターが今のところi-dio 圏外の長野県内でも動いてくれるのかを試してみたくなり、助手席のモバイルルーター経由で聴いてみた。丁度、ロボットナビゲーターがお休みとなる有人放送の時間だったがこれはこれで楽しいのでOK。
ではあったが、今回の試運転で消費した通信量がどれ位になるかは見極めておかねばなるまい。
今回スマホのデータ量を使ったのは小淵沢~諏訪湖で、諏訪湖周辺と松本平に入ってからは粗方WiMAX2+の定額圏内に収まってはいたからまだよかったものの。
某所で昼飯がてらのバースデーパンケーキ×2に続いて、いつもより少し交通量の多い中央道を行く。
渋滞のピークは翌日ではあるが、幸いにして目立った渋滞はなし。今回は夫婦のみでの移動ということもあり、主立ったサービスエリアはすっとばして八ヶ岳PAまで一気に駆け上る。
休憩中にふと見たあづま屋に連れ立つ親子に、数年前の光景を思い出す。あれは娘と3人で帰省した際、お昼に弁当を広げた現場だった。
せっかくなので、ここで運転手を交代するついでに助手席でひとつ実験をやってみるとしよう。
主に綴るは、食う、練る、遊ぶ。時折親馬鹿。Lolipopはこの輩の道楽にどこまで耐えられる?