パッとストックの鶏ごぼうで作った混ぜご飯でお昼にしつつ、小学校行事の神輿行列に向かう。保護者の役目は役目を終えた神輿の解体、ではあったが、もともと何度も組み立てたり解体したりを見越した作りになっていたためボルトを数点外すだけで完了。むしろ解体そのものよりも部材の格納の方に時間がかかっていたような気がしなくもない。
帰り道。沿道の露店にてインドのビールに行き当たる。味の割にアルコール度が結構強め。世間様の缶より分量は少なめだが、飲んだ感は缶ビールの倍はしそうな感触。
ねぶた巡行が始まったところで、氷ジョッキのビール3杯目に入る。飲み口の位置に注意してはいたが、中が空く頃には随分と氷も薄くなった。1杯目から約25分経過。ここまでが器の限度らしいが、もはやビールだけでお腹いっぱい。肴は無用。
酒量に自信があればもっといけるのだろうが、元を取ろうと目論むという発想をすることはこの一杯を楽しむのにはそぐわない・・・ような気がしなくもない。
ねぶた巡行前に、一度はやってみたかった沿道の氷屋特製の氷ジョッキ入りビールを味わう。
どんな形と量のビールが出てくるのやらと思えば、結構な大きさの、よく冷えた氷の塊でできたジョッキに他のビール屋台と同じくらいの3~400ml位のビールが注がれて出てきた。容器込みで800円、おかわりが400円という話だ。
店が混み合うという話は耳にしていたが、店に行って程なくかき氷に長蛇の列。その様子を見つつ2杯飲んだが、氷ジョッキはもう1杯いけそうな様子。高さ方向が若干低くなったような気もするが、その分内側も適度に氷が溶けて内径が広がり、ジョッキの容量としてはプラスマイナスゼロ、のようにも見える。
容器部分の形と強度を維持するためにも、氷の厚い所を飲み口にするのが上策のようだ。
自宅や出先でビールはよく飲むが、屋外というのは意外にも少ない。
遡ると、学生時代に長野オリンピックの表彰式会場として作られたセントラルスクエアに臨時で作られていたビアガーデン以来かもしれない。
その現場は、今では再整備が行われてこぢんまりとしたメモリアルパークになっている。
たまに耳にする話ではあるが、オリンピックの名称の利用にはお財布が絡んだ諸々の制約があるものの、宣伝目的ではないメモリアル施設であれば名称利用に許可が下りることもあるとか。
開閉会式会場となった場所が野球場を含む運動公園として整備され「長野オリンピックスタジアム」と名前が付けられた際にも同様の制約を丁寧にクリアした上で、ひっそりとエンブレムと聖火台が佇んでいる。
買い物の際の駐車中に何かの金具で付いたらしい車体の傷の補修に出していた自家用車の受け取りがてら、買い出しに出かける。
代車に来ていたVitzの久しぶりとはいえハイブリッドとは全く異なる、電動とガソリンの差からくる操作感の違いに戸惑いつつも少しずつ感覚を慣らして車の受け取り場所に到着。小回りの良さは相変わらずなのがありがたいが、予定通りVitzは返却。
この日は丁度昭和記念公園の花火の当日。観覧用に解放された屋上にてお子様達を肩車しつつ花火を拝み、いつもの操作感覚が戻ったことにホッとしつつ一杯で〆る。
今年から、ららぽーと立川の屋上も解放されているはずだが、観客の絶対数が増えたのか相変わらずの繁盛ぶりであった。