先日の帰省の折、お約束通り嫁の実家で大量の野菜を土産に持たされた。
青物の価格高騰の折りにあってはありがたい話だが、同時に頭の痛い話でもある。冷蔵庫に一時保管して多少は時間を稼ぐことはきるが、さっさと火を通して冷凍しておかないと猛暑の餌食となってしまう。
手っ取り早く野菜を大量に成仏させるには…と５秒ほど考えた末、ありったけの野菜を放り込んでカレーを作る。火を通した上にカレーに仕立てておけば、普段の２倍位の野菜も一気に消化、成仏させることができる。

困ったときのカレー頼み、とでもいうのだろうか。

かなりの具沢山になることが目に見えていたためカレールーの量を適当に控えたところ、北海道のスープカレーを思わせる、汁気の多い仕上がりとなった。
…となるとお供はこれだ、とばかり冷蔵庫のストックから小樽の地ビールを取り出し、開封。
これで少しは不快指数が下がってくれるとよいのだが。