Take in

この日、神通の河原に祭囃子を見る。

爺婆は集落の新年会で早々に出立。お屠蘇気分もそこそこに車に妹夫婦と甥っ子、お子様たちと乗り込み神通川を渡ってファボーレへ向かう。
そこには映画館があり、妹夫婦が引き当てたチケットでお子様たちが映画を見に行くことになっている。2016年の正月にも似たような流れがあったような気がするが、偶然だろうか。

映画が終わるまでの間、店内で「本場の冬物」の偵察をしつつ、初売りで衣類の福袋を購入。雪遊びグッズやブーツなど、冬物に限れば都内におけるホームセンターとデパートとスポーツ用品店とカー用品店を合わせた位の品ぞろえが1か所で手に入る。このあたりはさすがだ。
もっとも、店らしい店が特定のエリアにしか存在しないという点は差し引かねばなるまい。初売りの大混雑の隙間をぬって、スタバのリザーブで休憩。

映画の時間が終わり、初詣に出ようということになったが、寄れたら寄る、としていた岩峅寺の雄山神社は相変わらずの駐車場待ち渋滞。周辺道路が待ち行列の車で埋まっていたほか、常願寺川の河川敷付近の臨時駐車場もちらほらと埋まっており富山らしからぬ、雄山神社のいつもの賑わいであった。よって当初の予定通り芦峅の雄山神社にて初詣とする。

車で山を登ること十数分。雪の量がそれなりにある芦峅もそれなりににぎわってはいたものの、車が停められないというほどではなかった。毎度毎度比較的静かにお参りができる、この場所が富山における初詣の吉例となっている。

そういえば、この日辿ったコースはどことなくクロムクロ の聖地巡礼に近いような気がするが、それは気のせいか。見すぎには違いあるまい。