名立で運転を代わってからは、お子様の熟睡に乗じて豊科までノンストップで一気に信越国境と姨捨山を駆け上がる。雪道は毎度自分の出番。
日暮れ前には目的地に到着できたが、そこは冬至からさほど遠くない時期。安曇のお山に月が出る様がくっきりとわかる位になっていた。
毎年帰省復路の吉例となっている有磯海SAに立ち寄る。
毎度毎度ここのレストランの新メニューに何が登場しているのかが楽しみで仕方がない。
この先の名立と妙高がPA級設備のSAのため、お子様メニューがない・・・という事情もなきにしもあらず。選択肢を増やすまでにはもう2~3年の辛抱かもしれない。
今回は氷見うどんで腹ごしらえをしつつ、娘は昨年に引き続き餅をつく。
海を見渡すとこの先向かう東側に青空が見える。上空の風の状況によっては青空と追いかけっことなりそうだが、順調な道路状況に期待。
ということでここから先は嫁と運転を交代。
聞くところでは世間様の夫婦では運転を交代ということ自体がさも高度な芸当のように語られているようだが、なぜそうなっているのかは謎だ。
てんこ盛りの雪の山を作ってから一晩が経過。それなりには安定しただろうか。
昨日積み固めておいた雪山の土手っ腹をスコップ1本で掘削開始。穴を開けつつ、掘り出した雪で側壁を補強しつつを繰り返してスコップで間合いを計りながら慎重に穴を開けると、お子様が2人入るくらいのかまくらが小一時間で完成。
壁を厚めに作っておいたので、こちらでの滞在期間中はちょっとやそっとの気温上昇では融けるまい。
娘のリクエストで中はベンチ付き。そしてこちらが掘削している間に娘は隣で留守を預かるミニ雪だるま一家をこしらえていた。
しかも御馳走のフルーツまで作ったというから大したものだ。
大晦日からの雪により、一夜のうちに富山は一面の銀世界。
そこそこの量の雪が集まったのに乗じて、実家の裏庭に雪山を築く。
雪を上に横にと貼り付けては叩きを繰り返したが、随分な量の降雪のおかげで、そこそこ大きく堅めの雪山が出来上がった。壁の厚みを多めに取っても、お子様達は間違いなく収まる。
一晩寝かせて明日はかまくら作りの後半戦。中をくり抜く。