実際に使われる車輌「E7系」の報道発表も行われるなど、北陸新幹線の開業に向けて着々と準備が進められている様子。

そういえば、この夏に応募していた列車名はどうなっただろうか？
当時の予想は

• 長野止まり列車は「あさま」
• 北陸方面行き列車は「はくたか」
• 「白山」「能登」など、石川県を連想させる名前はボツになる

の三点だった。
報道発表の通り、順位と選定結果は…

1. はくたか（各駅停車タイプで採用）←これに応募
2. はくさん（ボツ）
3. らいちょう（ボツ）
4. つるぎ（金沢富山間シャトル列車で採用）
5. かがやき（速達タイプで採用）
6. みやび（ボツ）
7. あさま（長野行き列車で採用）
8. のと（ボツ）
9. かが（ボツ）
10. たてやま（ボツにはなったが、何故かJR西が商標登録）

である。一挙に四種類設定されることと、「かがやき」と「つるぎ」の登場が意外だった。「らいちょう」の不採用は、これもこれでお約束。あるいは将来北陸新幹線が敦賀まで延び、軌間可変列車あたりにより大阪方面直通を果たした際の名前として予約済なのかも。

よくよく思い起こせば、「はくたか」登場前に北陸から上越新幹線に接続する列車は「かがやき」だった。しかも、停車駅が長岡、直江津、富山、高岡、金沢くらいしかない、かなりの速達さんである。帰省時にはそこそこお世話になった。

「つるぎ」は記憶に全くない列車だが、かつての関西～北陸方面の寝台特急の名前で使われていたようで、オールドファンの方々には馴染みがあるのかも。山としての知名度は十分。

そういえば、北陸方面の寝台列車として「北陸」があったのだが、これは10位以内には入っていなかったようだ。いかにも、と言う名前で応募がありそうな気もしたが、「たてやま」と「つるぎ」がちゃっかり商標登録されていたことと合わせて意外といえば意外。「はくたか」という名前の酒があるというのも意外だった。いずれは飲んでみなければ。

６位の「みやび」…北陸とはおよそ結びつきそうにない名前だが、これはどこかの組織票なのか？　はたまたグランクラスからの連想か？　これは謎だ。

…まあ、この辺の名前は新幹線が敦賀まで延びた際に一度リセットされそうな気がする。