「泣く子は育つ」をそのまま実体化したともいえる、泣き相撲が行われていると聞き、息子を連れて行った。
各地で泣き相撲は行われているとはいうが、今回出向いた八王子のものは結構有名なのか、結構な数の親子連れで賑わっており、蟻の這い出る隙間なし。
特設の観客席と特設の受付窓口が大型テントの中に設けられており、「土俵入り」前の神事を受ける親子の列と、土俵入り前の親子の列が、テントをほぼ1周囲むように延びていた。各組親子一人づつに人数制限をかけても、である。
そのあと息子の出番までは小一時間待つことになるのだが、それまでの間に観戦した「取り組み」では、なかなか面白い光景が繰り広げられていた。
東西南北に別れた赤ちゃんが本職らしき若手力士の方々に抱えられてやってきたのだが、こちらの泣き相撲は行司役が「はっけよいのこった」で赤ちゃんたちを次々と驚かせていく、というものであった。
流石にこれだけ驚かせると泣くだろう…と思いきや、中にはなかなか泣かずににこやかに笑いかける強者や、起きる気配すらない猛者もいる。こういう場合は行司の負け、となるようだ。
もちろん、よく泣いたら勝ち、という順当な取り組みもあった。
最後に、出場者全員の額に朱印が押され、一連の神事は終了。
泣く子は育つとはいうが、我が家のお子様がどうなるかは蓋を開けてみないと分からない。

