Ceiling fan

120608_1826~01.jpg

四ッ谷の扇風機が動き出したようだ。単なるお飾りではなかった…当然と言えば当然か。立ち止まれない場所で回っているので涼しいといった感触はないが、熱気が籠もらない分ましになっているかも。
そういえば、エキナカで扇風機の類を見たことがない。駅ビルは冷房がそれなりに備わってはいるが、ホームの出入り口、改札付近や通路など、開口部に一つぐらいはあってもよさそう。それがようやく動き出したのかもしれない。

この他にも、採光口を開けたり、照明を一気にLED化といった目に見える場所から、屋上緑化や蓄電装置を入れたりなど、土台部分まで踏み込んだ力の入りよう。
世間様の消極的な節電の風潮は癪だが、こういった大がかりな積極策は見ていて楽しい。ちまちまとした節電の小技を蹴散らすだけの、圧倒的かつ絶望的なまでの効果がある。

四谷怪談はもはや定番となっているが、こちらのケースは果たして各地の手本となるか。見物だ。