Bag of rice

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実家が稲作農家ということもあり、米は毎度実家から取り寄せている。
連休中に残りが心許なくなってきたため、在庫状況を聞いてみると…既に今年度分は完売御礼状態となっていた。
実家の米は毎年予約販売ということになっており、毎年10月が予約の締め切りということになってはいるが、長年のお得意様から3ヶ月~半年の時間差攻撃で予約が入ることがよくあり、それが多いと今回のようなことがある。そうった時間差攻撃が多い年はそれなりに収入も増えるものの、自家用米まで充てないと捌ききれないというから一筋縄では喜べない。


我が家の米も今回から外部調達となるため、無洗米のあきたこまちにしてみた。せっかくの機会なので、コシヒカリ以外の銘柄も試してみるとしよう。

真偽の程は謎も多いが、ここ半年の間、何かの拍子で富山米に注目が集まってしまっている様子。
杉並や国立から札束をちらつかせた面々がトラックで乗り付けてご近所の米を買い付けに…という話がそれなりにあるところをみると、話を半値八掛け二割引にしたとしても先の震災の余波が形を変えてやってきた、となる。実際、国内の作付面積は減っている。
実家にもそういった話が来たようだが、そこは親父も元営業の鬼。現役時代同様の選択眼により丁重に篩い落したと話す。
少なくとも継続して購入してくれるかという基準があるような話を以前聞いたが、それだけなのかは定かでない。
しかし、その判断に過剰なまでに納得させられるのは何故だろう。国立という街を数年間間近で目にしてきたことが作用しているのだろうか。
もっとも、その話が来る以前に実家の米は完売御礼だったようにもみえるが、真偽の程が必要な時が来たら帳簿様に聞いてみるしかなさそうだ。