Offerings…?

[image]
朝からどうなることやらと言いたくなるほどの雨の中、法事で使う仏具のお迎えから一日は始まった。新潟県内の大雨は昨日にも増しての勢いだが、こちらの雨も勢いでは負けず劣らずの様子。最高速の車のワイパーも意味を成していない。
雨中の間隙を縫っての仏具の運び込みの跡も、雨は続く。
先日掃除をしておいた雨樋も、部分的に雨を受けきれていない。梅雨が明けているのか少々怪しい。



雨が小降りになってきたところで親戚筋が集まり始めた。
テレビ画面の暴れ川の様子につられたかは定かでないが、娘も適当に走り回りつつ世話焼きの真似事の図。結果として周囲を和ませた形にはなったが、毎度毎度ヒヤヒヤものだ。
親戚筋が一通り集まったところでお寺から尼さんも到着。年寄りの命日前夜に病院に担ぎ込まれた住職はまだ入院中の様子。ひとまず雨は止んだ。
法事は全員でお経を上げるいつもの進め方で滞りなく進み。読経と焼香が一通り終わり、法話の頃には晴れ間が出てきた。納骨には丁度よい。誰かが気合い一発で雨雲を吹き飛ばしたのかは定かでない。

適宜分乗して実家近くの墓場に移動。見晴らしのそこそこよい高台に墓場はある。毎年お盆に墓参りには行ってはいるが、中を見るのは十年程前に爺様にお迎えが来て以来だ。
中は石で棚が作られており、代々の御先祖の骨壺が並んでいる。爺様の分を差し引くと、上段には細長い壺が4つ。下段に2つ。約30年前に今の墓が建立される以前のものもあるかもしれないが、骨壺の文字は長年の墓内部の湿気と露で消えかけのものや消えているものもあり、何代前なのかはぱっと見では不明。
年寄りの骨壺は、所定の順に従い居並ぶ壺の前に据えられ、法事は終了。
締め括りの会食には締め括りの一品として黒米入りのご飯が出された。実家の宗派では、死も仏の弟子入りとしておめでたいことの一つとされるという話だが、黒米がそのお供えとして用意されたのかは定かでない。