At room temperature

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平日に作って仕事場に持っていく弁当には、副菜を少々横着して冷凍の青物総菜を詰めている。自然解凍のものを選んでいるので、朝は詰めるだけ。調理時も電気代と手間が省ける。

が、無計画停電のあおりで少々やり繰りが狂ってしまった。いきなり次の日から弁当、となっても、いつものようなスーパーの深夜営業は期待薄。夕方仕事場から帰ってくる頃には主立った店は軒並み店じまいである。


ということで久々に副菜も作ってみることにした。取り急ぎ、冷凍庫に残っていた刻み薄揚げと小松菜でお浸しのようなものを作ろうと思い立ち、保存容器も兼ねたお鉢に材料を放り込む。あとは適宜解凍して味付けをするだけで一品上がり…だが、詰め込みは翌朝なのに今から解凍というのも癪だ。電子レンジの消費電力も時節柄無視はできない。

材料を放り込んだところで作業を取りやめ、翌朝には自然解凍が終わっていることを期待しつつ冷凍状態の材料を室内の暖かそうな所に放置。調理の続きは翌朝に回すことにした。
いくら忙しくても、適当な味付けの手間ぐらいは確保できるだろう。