Expect

それなりの時間が経過し、都営&メトロの地下鉄および、私鉄は順次運転を再開した。それに伴い、仕事場に残っていた方々も8割方帰宅の途についた。残るは首都圏JRの復旧待ち組だが、即ちお泊まり確定組でもある。
暗闇も相まって、徒歩では無事に帰宅できる気がしない。付近のコンビニや飲食店は行列ができており、バスやタクシーは取り合いで痴話喧嘩が起こるというはなしもチラホラ。長駆歩いて帰る方々もいたようだが、温度計をみたところ外は3度少々。5~6時間も居られない。既に復旧した私鉄を使っても、最後に1時間少々の寒空を歩くことになる。


…ということで翌朝の朝食と、ラジオと、連絡用のケータイを手元に置いて、運行再開を待つ。
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しかし、仕事場では毛布と食料が配られたものの、措置はそれまでである。
椅子を並べて仮設ベッドを作るとするか。寝心地はイマイチだが…