毎週決まった日に、ラッパを鳴らしながら豆腐を売り歩くリヤカーが近所に現れる。そんな光景は昔のもの…かと思いきや、今もあった。その豆腐屋は昔から当地に存在する豆腐屋ではないが、じわりじわりと人気を集めている、といった話はたまに耳にする。
そのリヤカーの中には絹、木綿といったスタンダードなものから、寄せ豆腐やおからコロッケまで入っているリヤカーの大きさからして、少量多品種の品揃えの様子。月替わりの寄せ豆腐を買おうとしたら、既に完売御礼、ということが何度かあったため、今回は嫁に押えてもらった。

ようやく手に入った月替わり寄せ豆腐、今月は抹茶味だった。
きなこや黒蜜などの甘味を加えるとよいとの触れ込みだったが、試しに何もつけずに食べてから、ぽん酢を少量たらして食べた。
世間様ではスイーツに見立てた豆腐も売り出されているのを知ってはいるが、やっぱり豆腐は豆腐なのだ。