Driving snow

仕事を早めに切り上げて外に出ると、雪が舞っていた。
電車での帰途、自宅に近づくにつれ雪は激しさを増している。およそ首都圏らしからぬ勢い。自宅最寄り駅に着く頃には、物陰以外の路面は白くなっていた。凍結はしていないが、シャーベットを塗りたくった路面の走行は、何とも危なっかしい。今日は無事に帰宅できたが、列車が止まるのも時間の問題…のような機がしてきた。
春先が近づき短いコートを羽織っていたことを差し引いても、随分寒い夜になった。帰宅するなり、ハンガーの奥からフリースのジャケットを引っ張り出し、ホットワインで暖をとる。


いつもの土日と同様に娘を風呂にいれ終わる頃には冷え込みがかなり進んでいた。
娘を寝かしつけていると、窓辺から雨音によく似た音がする…が、やけに細かく軽い音…あたりは横殴りの雪になっており、駐車場は車ごと真っ白になっていた。夜間の様子にもよるが、翌朝はそれなりに混乱が起こるかも。
今日は娘のハーフバースデー。期せずして辺り一面はデコレーションケーキ。今日ばかりは街灯も蝋燭の代わり…になったかもしれない。