帰省はしないが、年越しそばは例年通りの作り方で仕込んだ。
魚のすり身、人参、牛蒡、厚揚げ、蒲鉾とだしつゆだけで作られた、お雑煮のつゆをかけた蕎麦に、近所の料理屋の店先で売られていた海老天をのせた品が、2009年の締めのメシだ。物心ついたときから食べているこの一品を食べないことには、歳を越した気がしない。

昨日の大掃除から持ち越しとなっていたお勝手レンジ周りの油除けフィルムもを貼り終え、あとは除夜の鐘を待つのみ…とする前にもう一つやっておきたい事がある。LED電球の設置だ。
我が家は既に風呂場を除いて電球型等の蛍光灯の導入が一巡しており、省電力の観点では申し分ない状況になってはいる…が、電球型蛍光灯の哀しい性なのか冬になると明るくなるまでの立ち上がりが非常に遅い。それらは冬場になると各メーカーいずれも水銀灯のごとくゆっくりと明るくなっていくため、明るさがフルパワーとなる頃には既にその場所での用事は済んでいる、ということが多々。これでは灯りのありがたみも半減だ。
ならば最近話題のLED照明ではどうだ、ということで１カ所試験的に入れてみることにした。
程なく期待通りの明るさが瞬時に手に入ることを確かめ、室内の灯りを落とす。
紅白茶番合戦のケータイ投票の終わる頃が各社ケータイのおめでとう規制の始まり時となるため、本年の更新も実質的にこれで最終便となりそうだ。
あらかじめ仕入れておいた酒を飲みつつ、ゆっくりとその時を待つことにしょう。
このサイトをご覧の皆様方も、明るい2010年を。