いつぞやの三都日帰り強行軍の際に食べ損なった「辻利のパフェ」が東京の大丸で食べられる…と聞き及び、半ば定例となりつつある血の売り込みの帰りに立ち寄る。
季節限定ものや、東京店でしか食べられないメニューなどもあったが、今回は上から下まで抹茶色に染まったパフェにした。
このパフェ、ゼリー、生クリーム、シャーベット、アイスクリーム部分等々、添えられていた果物と下段のバニラアイス以外ほぼ全て抹茶である。中の白玉も半分は抹茶味。下段のバニラアイスも、実際食べる頃には上段で融けた抹茶アイスやシャーベットがソースとなって掛かり、実質抹茶味。これでもかこれでもかというくらいの抹茶である。

「東京価格」であることを差し引いても、外観の割には結構な質感である。味覚もお腹も別腹も相応に満たされたに違いない。
一緒に出された焙じ茶が、後味をさっぱりと整えてくれるのがまた心憎い。
献血で血漿と血小板共々かなり水分を抜かれてしまったせいか、何杯でも飲めそうな気がした。