日帰り三都くいだおれ(京都編)

京の三条 橋の下 大の大人が大勢で 長い時間を日暮れまで 横に並んで河涼み
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三都駆け足のつまみ食いのシメは京である。が、晩飯の時間までにはまだまだ時間があり、そろそろ腹ごなしが必要な頃合い。夕涼みも兼ねて鴨川のほとり、三条京阪付近に上陸。
時間が時間だったのか、はたまた今日はハズレ日なのかはさておき、数時間前の戎橋付近には若い女性連れやおばちゃん連れは多数いたが野郎共の姿はを殆ど見かけなかった。一方の鴨川の畔にはカップルや夫婦が多数涼んでいる。こちらに丸々やってきたのかは定かではないが、川の堤防のごとく並んでいた。


その上段には川縁の飲食店から張り出された矢倉がどこかの競技場のスタンドよろしく並んでいる。足下に浅めの水路が通してあり、見るからに涼しげ。大半はこれから営業開始となるようだ。
で、橋の真下にはホームレスの館…これは全国共通らしい。
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河川敷の歩道が終わったあともしばらく腹ごなしのお散歩は続いたが、ぼちぼちお空が怪しくなってきた。お散歩もそこそこに京都駅の地下を目指す。この付近に、結構知られているというイノダコーヒーがあるという話だが、先を見ると地下鉄の改札口。改装で出入口が塞がれてしまった…? 改札口をすり抜けた先に、何事もなかったかのようにその店はあった。時間が来るまで「ラムロック」をお供にコーヒーで一息。
食べて一口、ただならぬ気配を感じた。これでもかという位にふんだんにラム酒が効いており、控えめな甘さの中にラム酒の味と香りをこれでもかと言う位に味わうことができる。とてもお子様にはお勧めできない。食べた瞬間に美味しさのあまり小躍りしてしまうくらいであり、出来うる限り口の中で転がしておきたい味である…惜しむらくは分煙化があってないような状態だったことか。
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晩飯を探すついでに旨い旨いとの触れ込みをよく聴く551の豚まんを発見。1年ぶりのご対面となった豚まんは並の品より旨いのは確かだったのだが、今回は脂が多いものを当ててしまったのかったのか皮にまで脂が滲みていた。次回は蒸しあがりたてを狙うとしてみよう。
ひととおり晩飯の調達が終わったところで新幹線ホームに上がる。
暫し待っているとN700がすべりこんできた。こちらもこちらで最新型のShinkansenとして注目を浴びているのか、到着と同時にすぐ近くにいたGaijin観光客のグループがシャッターを切って周囲が一瞬明るくなった。が、どうやらそれの一部は雷だったようだ。乗り込む直前に大粒の雨もホームに到着した様子。
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京都からの帰り道に弁当を積み込んだ。一つは鱧そぼろの押し寿司。もう一つは湯葉寿司である。
店内各所に鱧の寿司が売られていたが、これだけが一回りお手ごろな値段になっていた。お手ごろだったのはそれが鱧そぼろをつかっていたからである。他は軒並み鱧の蒲焼をベースとしていた。鱧のそぼろという代物は初対面であり、見た目では他のそぼろとの際立った違いが見つからなかったが、食べてみると確かに鱧の骨の食感がする。
高級品というイメージを持っていた鱧ではあるが、当地では鱧そぼろは手ごろかつ普通に食されているという話であり、期せずして面白い食材を引き当てたようだ。
もう一つの湯葉寿司も、かなりのお上品な味である。酢加減や具の味付けは薄めかつさっぱりとまとめられており、食感が楽しめる位の丈夫な湯葉につつまれていることもあって、食べやすく、見た目でも楽しめる。
これに京の水で仕込んだ地ビールと、座り心地のよいN700系の座席が合わさり、しばしの贅沢な時間が出来上がった。
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東海道新幹線に関東または関西から乗り込む際は、改札に入る前にある程度積み込むものを買い込んでおくに限る。京都、東京、新大阪で実際に改札内外をちら見した限りでは、質量品揃えで改札の中と外では一桁くらいの差はあるかもしれない。それに東海道新幹線の改札内では車中も含めSuicaもICOCAも使えない。これもまた、決定的かつ絶望的な差に違いない。

Last Updated on 2013/11/25