Great density

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週代わりの大掃除、今回は押入れである。廃棄物品の整理は10月から粛々と進めており、押入れ掃除にしたがっておもちゃ箱をひっくり返すほどの大仕事にはならないようにしておいたが、それでも押入れの隙間を中心に人間の出入りに伴い多少なりとも埃が溜まっていた。
一度箱ごと中身を全て運び出し、空になった押入れに掃除機をかける。中の風通し用に衣装ケースやダンボール箱の間は隙間を開けておいてあるが、今年もそこにしっかり埃が溜まっていた。


埃の始末は大したことにはならないが、自宅の押入れは入居時以来大問題を抱えている。
衣類や電気製品の類などその他の物品が順調に磨り減っているために、食器類の比率が相対的に増えている。しかもお祝いの品として各所から一斉にやってきたこともあり、物品の性格上売却放出とするわけにもいかない上に、日常使っているコレールの食器が殊のほか丈夫なため、10年選手のものも含めて割れる欠けるどころか磨り減る様子すらない。あまりの物持ちのよさに、ここ数年で入れ替えた食器といえば一番使用頻度の高いご飯茶碗くらいだろうか。おかげで食器棚共々高濃度圧縮飽和状態である。
毎年の大掃除を契機に食器棚の配置をやりくりして少しづつ箱から出してはいるが、少なくとも半分以上は残っている。このぶんでは一生食器には困らない…なんてこともあながち非現実とはいえないかもしれない。少人数世帯には多すぎる頂き物であるのは確かだ。