Appear unruffled

中央線連続立体交差化に伴い国立の駅舎が一時解体の方向で話がまとまって一週間になるだろうか。来週には駅としての機能を抜き取ることになっており、解体予定日も間近。しかし、あれほど騒いでいた割には座り込みなどの気合いの入った行動に出る方々は見られず、至って平静を保っている。その脇には仮駅舎がこっそりと姿を現した。
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掘ると必ず何かが出てくると言っても過言ではない国分寺一帯もほど近い。一旦駅舎を解体したあと、付近の地下から駅舎よりも一桁二桁古い代物が掘り出されると面白そうだが、そういうのを考え付くのは私だけだろうか。西武王国の前身、箱根土地による開発の一環であの駅舎が作られた当時、地下の文化財に十分に目が向けられていたとは到底思えない。


…時に、長野駅の仏閣駅舎も一時解体して復元を行うことになっていたはずだが10年近くたってもまだ音沙汰がない。現在の駅舎にかつての仏閣駅舎風のかぶり物をさせる構想が地元紙で取り上げられていたが、こちらもどうなることやら。