Suicidal tendency

帰りの電車の話。
目の前に遠慮がちに座った、ちょっと冴えない感じの若い男の防止を見て不覚にも笑いそうになってしまった。白地に青字で”Suicidal tendency”と書かれていたのだ。
隣の別の集団が、ゲームで盛り上がるのを横目に、遠慮がちに何かの教科書らしきものを見ている姿は、それらしく見えるから不思議だ。そこだけ空気がどんより、というのは言いすぎだろうか。
ひょっとしたら、外国人観光客が、日本語の不穏もしくは妖しい単語がプリントされたTシャツを着ているのと同じなのかもしれないが。