New vehicle

収穫期。東京から実家への移動は主に列車だ。
ほぼ「いつもの」となりつつある最終「はくたか」金沢行きに乗ると、車内の様子がちょっとだけ変わっていた。
照明が天井の間接照明だけになって全体として明るさを抑えた代わりに、荷物棚には読書灯が付いている。これはいいや、ということで読書灯を点灯し借りたばかりの本を斜め読み。
時刻通りに発車すると、加速時の音がこれまでに比べてやけに小さくなっていた。減速時も然り。


「はくたか」の登場からはや10年…はまだ経っていないが、ぼちぼち新車のご登場らしい。しかし外見はこれまで乗り慣れた(?)方と殆ど変わりはないように見える。
さて、車中で本の斜め読みと拾い読みと検索を適度に繰り返していると、迎えの車共々最寄り駅に到着。
先々週から、実家の車は軽自動車から二回りほど大きな新車になっていた。ドアをあければ毎度お馴染み芳しき新車の香り。
滅多に出会わなくとも、強烈、としか言い様がない。幸いその類の過敏症ではないのだが。
当然の如くガラス窓を開けて夜道をひた走る。