越後湯沢に降り立つ。つい先日大雪があったばかりで、向かいのホームの屋根には１メートル近い雪が積もったままになっている。今も休み無く雪が舞い降り、駅の外の様子を伺い知ることはできない。
目の前では足下や屋根の雪を溶かすべく融雪装置から水が噴き出しているが、あまりにも水が多いためか屋根から大雨のごとく水が落ちている。
何年前の話だったろうか、某大学でセンター試験を受験した折、除雪が追いつかずに消火栓からの放水で雪の塊を吹き飛ばしていたのを思い出した。

前日はもっと酷かったらしい。この先の六日町では、電車が雪に乗り上げて編成中程の車両が脱線という事故があった。雪に乗り上げて脱線…だなんて、駄洒落のような話にも聞こえるが、この雪では無理もないか。
こういう状況になると、空路は全く使えない。車もどうだろうか。