A memory of winter

何年前のことになるだろうか。
実家から一番近いところにあったスキー場でスキーのようなことをしていた。
そのスキー場には、名前を聞いただけでは想像が付かないかもしれないが、ロープリフト…動くロープにスキーを履いたまま掴まって斜面を登る…なる代物があり、緩やかな斜面をゆっくり滑り降りてはロープリフトでゆっくり斜面を登るを繰り返していた。そこには凹凸も急斜面もない。只々緩い斜面が続くのみ。
飲食の類というと、斜面の一番下にある、露天並みの大きさの仮設売店だけになる。温かい飲み物に菓子類、酒と、カップラーメンしか置いてなかった…様な気がする。


そのスキー場はと、ある遊園地の芝生の一角を使った物だったが今はもうない。遊園地もスキー場としての営業をやめてから2~3年後に閉園してしまった。
遊園地が閉園したのが高校の頃…ということは…そのスキー場の記憶は小中学校の頃の事、ということになるのだろうか。
…カップラーメン1つでそこまで思い出すとは。
侮り難し。シーフードヌードル。