何だか知らないうちに琉球国に移り2ヶ月が経とうとしている。
遠すぎて瞳を閉じないと何もわからない。
いま、空港や那覇の中心部から目と鼻の先にある、潮の香り漂う何ともソルティーな館にいる。国際通りだとか、繁華街に作りかけのモノレールやフェリー乗り場なんかがあったりする。生活感はあるのか無いのか、それ以前にどんな街なのかよくわかっていなかったりする。
そんな街の一角に私の仮住まいはある。周りからは2次元系の壁紙が一面に張ってあるなどと噂されているが、そんな自分の趣味の圏外のものは全然あるわけがなく、一部地域から広がりだしたブロードバンドの類もなく、あるのは身の回り品にン世代前のパソコンとケータイくらい。学生時代の終わりには○トントラック2/3あったはずの家財道具なんだが。
今や1日あればあっという間に片づくし、いざとなればコンテナごと引っ越すことも可能かもしれん。ここに来た当初は1週間分の着替えとタオルケットとノートパソコンだけで何もない板の間にいたっけ。背中が痛い・・・
こうも引っ越しが続くと面倒くさいを通り越してやる気なし夫ちゃんになっちまうかもなぁ。廻りから見ると結構我が家の家財道具は少ない方に入るらしいが、それでも多すぎて消化不良を起こしかけているかもしれぬ。寿命半分、重量半分、コスト半分、ノーメンテナンス。これ当面の目標。
部屋はざっと8畳+バス・トイレ+お勝手。昔住んでいた長野のアパートと似たような感じのつくり。当時との違いと言えば、部屋が横長な事と、エアコンが付いていること(殆ど使っていないが)。ベランダは洗濯機に半分ぶんどられているが、それでも広すぎて持て余しまくっている。半分もあれば十分だ。コスト半分、広さ半分??
水は江戸ほどまずくはないので、自炊はしている。首も手も回らないので自宅では一汁一菜。最近はたぶんヒレカツ定食並の栄養になるであろう玄米に切り替えておかずをやめた。栄養バランスと健全な食生活を保つのは難しいかと思ったが、昼に必ずこってり系の弁当が出るので割と釣り合いがとれてしまう。
それでも相変わらず現在の野菜ジュースの消費量は3日で1Lペットボトルが2本。飲み過ぎというツッコミもあるが、弁当の付け合わせの野菜って雀の涙にもならん。健康状態はまだ赤十字血液センターで診てもらってなかったなぁ。場所はわかったが。
沖縄。興味はあったが実際住んでみるとその距離は半端じゃあない。送料通信料金別料金。郵便料金とメール送信コストを除くと、ほぼ何でもかんでも別料金♪。その代わりに沖縄はお手頃なモノも割とある。特に驚いたのが、500mlの缶が110円で売っていたこと。沖縄ローカルなものもあったがアメリカモノも多かった。そろばん勘定がちょっと難しい。
いろんなモノがごちゃごちゃに混ざり、程良く発酵したくらいが沖縄というものらしい。発酵しているので元のモノとは全く違うモノに進化しているらしく、どこへ行っても「沖縄」「琉球」「海邦」のどれかを冠した看板が並ぶ。「限定」って文字も目に付く。そういえば、どんな会社も沖縄だけは別会社を立てているという話。
沖縄なる所はそんじょそこいらの土地とは全然ちがうらしく、来て早々に行った市役所の方の言葉がちょっと理解に時間を要した。うちなー口にConfusion。銀行から官公庁をはじめ、いろんな所で街行く人もアロハシャツを着ていた。ネタとしては以前から聞いていたが、実際見てみるとたまげる。Imaginationもまだまだかな。そういえばかの衣服はアロハシャツではなくて「かりゆしウェア」といふ名前だった。
この地にはのんびりとした土地柄なのか(んなこたぁねぇ)軌道というモノがない。モノレールを造ってはいるが開通は来年の12月らしい。ということで移動手段は車しかなく、どこへいっても渋滞がひどく、バスは使いモノにならない。ということで原付は2人で乗るモノらしいし、飲酒運転も全然OKらしいというの本当だろうか?。
開拓すると面白そうなこの沖縄だが、開拓する暇はあるのだろうか? よくよく考えるとこのところ同じ街に1年と腰を下ろしたことがない。市ヶ谷半年に烏山10ヶ月。この沖縄も話では1年がTime limitらしい。ひょっとしたら「Ultra Soul」がかかる頃に、次の引っ越しとなるかもしれない? 1年以内に。
2度あることは3度あるとはよくいったものだが、ちょうど「Ultra Soul」が売り出された頃に信濃の国から東京市ヶ谷の駐屯地に引っ越し、それから約半年、ちょうどTVCM(世界水泳だったよなぁ)で「Ultra Soul」がガンガンかかっていた頃に市ヶ谷の駐屯地が取り壊しになるっつーことで烏山への引っ越しが決まり、さらに1年後「Ultra Soul」の入ったCDが売り出されるころに沖縄とはねぇ。
さてそんなこんなで沖縄へ来たはいいが、この先どうしてくれようこの「大都会」?
渋滞は大都会並だが、やはり現実は遙かなる大都会。
遠すぎて 遠すぎて 見えない笑顔は 遠すぎて・・・・
ちょっくら考えさせろ。いやマジで。